やったぜテレ東！ フジを尻目にテレビ東京ホールディングスの16年3月期の純利益が前期比36％増!!

• ツイート
• 

「テレビ東京」公式サイト トップページより。

　4日、テレビ東京ホールディングス（以下「テレビ東京HD」）が2016年3月期の連結純利益が前期比36％増の42億円となる見通しと発表。20％増の37億円としていた従来予想を上方修正したのだが、なぜかテレ東・アニメファンから喜びの声があがっている。

　テレビ東京HDの“平成28年3月期 第２四半期決算短信”によると、タイム収入は前年度の「2014FIFAワールドカップ ブラジル大会」の反動もあり、やや縮小。だが番組販売収入では『ソレダメ！～あなたの常識は非常識！？～』『YOUは何しに日本へ？』『金曜8時のドラマ』らゴールデンタイムの番組が好調を維持。

　さらに、人気シリーズである『孤独のグルメ』『ゴッドタン』などのDVD販売と配信事業や、『妖怪ウォッチ』の商品化や、中国をはじめとして、『NARUTO－ナルト－』シリーズなどのライセンス収入も伸びたようだ。さらに興行収入約78億円のメガヒットとなった『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』（14年12月公開）も貢献し、ソフトライツ収入全体では91億8,300万円、前年同期比74.0％の増収となった。

　経済新聞などで報じられたこのニュース。記事の見出しでも「アニメ事業伸びる」とデカデカとあったことから、テレ東・アニメファンからは「さすが俺らのテレ東」「俺らのおかげだな！」と喝采の声が上がった。

　10月放送開始の新作も、『おそ松さん』（月）は今クールトップの話題作（いろんな意味で）となっているし、『ワンパンマン』（日）も変態的に高クオリティーな動画でアニメファンを喜ばせている。『銀魂』（水）もいよいよシリアス長編「将軍暗殺篇」に突入、さらに『プリパラ』（月）も元気に展開を広げるなど、アニメファン的には今後もテレ東推しは必至な状況。各作品のさらなる展開と、次クールの新作にも期待したいところだ。