【ICAF 2015】「商業アニメの方面に行くべきかどうか」 『フミコの告白』『陽なたのアオシグレ』の石田祐康が再び直面する岐路

1509_ICAF4.jpg「ICAF 2011」のカタログを手にする司会の和田敏克

 自身初の商用オリジナル短編『陽なたのアオシグレ』。その元となったのは「ICAF 2011」のキービジュアルとして描いたものだった。「大震災の次の日でしたが、これからの自分のためでもあるし、元気になれるものをと思って、前向きに上を向くような絵を描いたんです。そして自分がワクワクできるように秘密基地みたいなものであるとか、子どもたちがイキイキとしてて、見上げる空には色とりどりの気球だったりとか、白鳥が飛んでたりとかの絵を入れてみたんですね。『陽なたのアオシグレ』をやる時にまず思いついたのがこの絵で、『いいね』って言われたからそのまま企画を進めました」。

『FASTENING DAYS』(2014年)

 『陽なたのアオシグレ』も『フミコの告白』と同様に疾走感に溢れる作品である。一方でCMなどの制作依頼も、それらをイメージしたものが多い。「『ポレットのイス』(フジテレビ)にしても『FASTENING DAYS』(YKK)にしても、そういうのが好きなんだろうなと思いつつ、もっと色々考えないとなって。『rain town』みたいなのもやるってのが自分の本望ですから」。

陽なたのアオシグレ Blu-ray豪華版

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石田監督の作る映像を、ぜひ。

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