確かにドリルは“掘る”ものですが……お茶の間にちょっぴり気まずい空気が流れた『トッキュウジャー』第18駅

 ここでリングシャドーが「こんなに大きくなっちゃったー」と言った時点で、保護者としては注意するべきだったのかもしれません。ライトたちが乗り込んだトッキュウオーの攻撃は、すべてかわされてリングシャドーには効きません。そこでトッキュウ6号が、シャドーの時に使っていたドリルクライナー改めドリルレッシャーを、ライトたちに渡します。すると地下から出現したドリルレッシャーが、リングシャドーのお尻に突入。あまりの回転の激しさに「こんなグルグル初めてぇ~」と、新たな世界を開拓したようなリングシャドーの台詞に、我が家を含めて6月というのに、冷た~い空気が流れたお茶の間が多数。先週『妖怪ウォッチ』でもロボニャンが似たようなことをされていましたが、なにか児童番組のほうでお尻がブームなんでしょうか。もちろん前述の二丁目関係の方や、一部の女子の方々には、とってもいい燃料投下だったみたいです。

 まあ、それはさておきドリルレッシャーを装着してのドリルトルネードで、トッキュウオーはぶじリングシャドーを撃破。レインボーラインのパスも手に入れた明でしたが「俺の仕事は虹を守る、レインボーラインのレールを守ること」と、ひとりまた旅に出るのでした。

 トッキュウジャーとしての名前も決まり、ようやく6号が正式に参加した18話でしたが、その一方でザラムが持っていたドリルクライナーがドリルレッシャーになったりするなど、まるでレインボーラインとシャドーラインが表裏一体の関係かのようなことを匂わせたり、明の虹の向こうに星を見るなど、ゼットが渇望しているキラキラの正体を示唆した今回。ますます敵味方の関係が複雑化していく雰囲気が満々で、さあ(脚本の小林)靖子にゃん節でダンシングの準備だ。

 さて烈車戦隊トッキュウジャー。勝利のイマジネーション! 出発進行!! 次の停車駅は、トカッチと明が接近! 二人は烈車に閉じ込められたライトたちを助けることができるのか? そしてついにグリッタ嬢(CV:日高のり子)がシュバルツ将軍(CV:壤晴彦)に告白!? な「第19駅 出発!ビルドダイオー」です。グリッタ嬢の恋の行方が気になる人もそうでない人も、乗り遅れのないよう、ご注意ください!!

 EDの列車紹介は西武鉄道の「10000系 特急レッドアロー号」と由利高原鉄道の「YR-2000形」、福井鉄道の「F1000形」でした。
(文/雑賀洋平)

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