TVアニメ『バック・アロウ』パンツ一枚の男の目的とは?第1話

TVアニメ「バック・アロウ」 公式サイトより

 巨大な壁に囲まれた大地・リンガリンは、大きく二つの国に別れている。一つは知性こそが誇りと言われるリュート共和国。そしてもう一つは武勇こそ誉と謳うレッカ凱帝国。月に一度、この壁に囲まれた世界にはラクホウというものが落ちてくるらしい。レッカの長官であるシュウはこのラクホウが落ちるのを待ち構えていた。

 それはリュート共和国も同じ。落下地点では二つの国の隊が邂逅し、戦闘がスタート。この国のバトルはまずバインドワッパーを装着。するとその者の信念がブライハイトというロボに変身。この姿で争うのだが、負けると確実に死ぬ。文字通り命がけの戦いである。

 月に一度のラクホウをめぐって争っていたが、この日はなぜかもうひとつ落下。これに気づいたシュウは許可もとらず、利用価値がないと捨てられた辺境の地、イキの国のエッジャ村に回収に向かう。

 エッジャ村は深刻な食糧不足。村の若者エルシャとビットが狩りに出ても小さな獲物を一匹つかまえるのが精一杯。ピンチに陥ってた村に、突如ラクホウが落下。ウワサでしかその存在を知らない村人たちは、食料が入っているかもしれない! と火にかけることに。

 だが燃えたラクホウの、中から現れたのは全裸の男。下着も身に着けていない男は、自分の名前すら覚えていないものの、壁の向こうから来たことだけは知っていた。それを聞いて村人たちは腹を抱えて笑い出す。この世界に壁の外からきたなどというのはあり得ないからだ。

 だが、男は聞き入れない。男を囲んで喧々諤々としている最中、突如ラクホウの中身のお宝を奪い生活をしているという荒くれものが、ブライハイトにのった男が現れた。

 村人たちは全裸男を指さし、こいつが中身だったというがどうしても信じてもらえない。嘘をつくと村を破壊すると暴れ出す荒くれものに村は大パニックに。

 この村の若き女性保安官であるアタリーは、全裸男に死んだ父さんの使っていたパンツを手渡し、自分はバインドワッパーを装着してブライトハイトに変身してバトル。だが旗色は悪い。このままアタリーが負けたら彼女は死んでしまう。

 この事実を知った全裸男は、恩人を助けるために動き出す。自分が入っていたラクホウの中からバインドワッパーを見つけると、ブライトハイト。彼の信念はこれといってないようだが、だからこそなのか、柔軟性のある機敏な動きで敵を追い詰めた。そして、殺しはせずとも敵の信念を打ち砕き村を救う事に成功。

 登場から最後まで、パンツをもらったにもかかわらず全裸で通したこの男。結局お前は何者なんだ? という質問に「ただのバッキャローだろ」とビットに言われたことを受け、彼は「バッキャローのバック・アロウ」と名乗ることに決めたのだった。

 壁とは? ラクホウとは? そもそもブライトハイトとは? と謎も多いオリジナル作品。これがどんな展開になっていくのか期待したい。

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