TVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』勇者として再出発も…?第10話

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ公式サイトより

 クロコダイン戦も終わり、無事だったロモス王から感謝の意を示されるダイたち。最初に島で出会ったときから大きく成長したダイをたたえ、もう勇者を名乗ってもいいだろうと王様は今日から「勇者ダイ」を名乗るように命じる。

 だが、今回の戦いに反省すべき点を多く感じていたダイはその命令を丁重に断ることに。自分一人では今回の戦いには勝てず、ポップやマァム、そしてお城のみんなが助けたから勝てたのでもし自分を勇者だと名乗るならそれは他の皆も勇者であると伝えた。

 王様はダイのその心根に感心し、彼のさらなる成長を楽しみにしている旨を伝えそしてお礼を兼ねた贈り物を3人にプレゼントしてくれる。中身は勇者一行にふさわしい装束だ。今まで初期装備中の初期装備だったが、マントがついたりマァムが生足になったりとどことなくちゃんとした一行に見えるようになってきた。新しい衣装に着替え国民の前に姿を現すと、皆が歓声を上げてくれた。

 その民衆の中には偽勇者一行も混ざっており、ポップが一歩踏み出すきっかけになったまぞっほの姿もあった。自分とは違い本物になれるだろうポップに彼は小さく声援を送っていた。ポップも頑張ったことがこんな風に感謝されるということを実感し、改めて気持ちが引き締まったようだ。

 一方魔王軍は、クロコダインがダイにやられたときいて軍団長全員に緊急招集が懸けられる。その中でもひときわ目立っていたのが氷炎魔団軍団長氷炎将軍フレイザード。体が炎と氷半々で出来ている男で残虐性も高く、かなりの強敵になりそうだ。他にもかなりの力をもったやつらが次々と集まるが、そんなメンバーたちがクロコダインを倒した奴がいる、と聞いて焦るというのは現時点でもダイはかなりの力を持っているという事なのだろうか。

 全員集まり今後のことを決めていかねばならないのに、まだ一人足らない。いないのは不死騎団の軍団長・魔剣戦士ヒュンケル。どうやら彼は直接バーンから使命を受け先にダイたちの元に向かっているという事だった。

 一方ダイたちは、ロモスを出発しいちどブラスを島に戻しそのまま改めてパプニカを目指すことに。ロモス王が大きな船を一隻ダイたちに貸してくれたのだ。しかもこの船、聖水を常時流しながら進んでいるため突然モンスターなどが襲ってきてもレベルがそんなに高くないモンスターなら内部に侵入することを防いでくれるという。

 パプニカを目指すことから船長がその場所の遠さと大きさをダイたちに丁寧に説明をしてくれたが、現在パプニカは危険な状態であることを知らされる。なんでも魔王軍はそれぞれの大陸に軍団を送り侵略を進めているという。その中でもパプニカのあるホルキア大陸はハドラーの拠点だったらしくアンデッドという不死身の軍団がのさばっているという。

 この話を聞いて不安に襲われるダイ。一刻も早くたどり着かなければと船を急がせパプニカに急行した。だがたどり着いてみると、国はかなり荒廃しており生き残っている人などいないのではないかと思う程のありさま。

 呆然としていると地面の中から、噂にきいていたアンデッド系のモンスターが現れるダイたちに襲い掛かってくる。 

 だが、その襲撃を救ってくれた男がいた。彼は大地斬を使いアンデッドたちをなぎ倒しダイたちを助けてくれた。だが、ポップは助けてもらったにもかかわらず、どこかこの男を信用しきれないでいた。

 アバン闘殺法を使ったのだからもしかしたら彼もアバンの使徒なのかもしれないとダイとマァムは彼に友好的に近づいていく。彼もアバンの弟子、それも一番弟子であるのは間違いないと認める。それを聞いて二人は一緒に魔王軍と闘おうと彼を仲間に誘った。

 だが彼は突然笑い出し、過去に自分は正義に失望し人間でありながら魔王軍に下った不死騎団魔法剣士ヒュンケルなのだと語り出した。アバンの弟子でありながらアバンを殺した魔王軍に下った男がいることに衝撃を受けるダイたち。だが、剣を振りかざし、アバンを侮辱する発言をされたら戦わないわけにはいかない。

 ダイは渾身のアバンストラッシュをヒュンケルに対して撃つが、その一撃はヒュンケルにあっけなくかき消されてしまう。アバンの弟子であり不死騎団のトップであるヒュンケルにはどんな秘密があるのか!?

 ダイたちよりもかなり強力な力を持っていそうだが彼らに勝機はあるのだろうか。

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