TVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ついにマァムとクロコダイン登場！第6話

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　アバンの死と願いを受けて島から旅立つことを決めたダイ。ブラスや島のモンスターたちはこの島から出ると魔王の手先になってしまうために一緒にいくことは叶わないという。大魔王を倒して戻ってくるからそれまで待っていてほしい、とダイは力強く約束し船に乗り、出ていこうとする。

　ポップは泣き疲れて寝ている、というが全く声をかけずに出ていこうとするのは少し薄情ではないだろうか。この時点ではダイの中でポップと行動を共にしようという考えは全くなかったようだ。

　だが、ポップは夢の中でアバンの夢を見て、修行で得た力を人のために使えと言われ、ダイを追いかけて一緒に行くと言い出した。　

　こうして、二人による冒険がスタートしたのだった。最初はロモス城を目指していた二人だったが道に迷って三日もさまよってしまっていた。迷子になっている最中、モンスターに襲われている少女ミィナを助けたことからやっと光明が見えてきたかと思って気を緩めた瞬間にまたしても新たなモンスターが現れて襲われそうになってしまう。

　そこを助けてくれたのが、マァムという少女だった。まるで銃のような不思議な武器を使う彼女。

　だがうっかりポップが彼女の胸を触ってしまったことから喧嘩腰になってしまう。ミィナを助けてくれたお礼に、村に招待してくれたのだが、ポップが強がって城に行った方がいいといい張るので、マァムとはここで別れることに。

　二人が行ってしまったあと、ミィナが二人の忘れ物を発見。中にはなんとゴメちゃんが。ミィナを村に送り届けたら届けることにして、二人は一度村へ戻っていった。

　文句をぶつぶつ言いながら、結局また道に迷ってしまったダイとポップ。そんな二人を見ているモンスターがいた。監視モンスターはハドラーにこの映像を送りダイの居場所を特定。この地にいる部下にハドラーは連絡を取った。それが、クロコダインだ。

　ハドラーは魔王軍にたてつく危険分子としてダイのことを伝え、こいつを倒すことを命ずる。強い相手以外に興味がないクロコダイン子供の相手、と最初は鼻で笑ったが、この子供がハドラーに傷をつけさせたことを聞いてがぜん興味が出たようだ。

　早速ダイの前に現れるクロコダイン。なんだかんだ親切な魔王軍、自分が百獣魔団の軍団長であること、魔王軍には6つの軍団があることを丁寧に説明してくれた。魔王軍団には死を超越したアンデッド系が集う不死騎団、全てを焼き尽くし魂を凍らせる恐怖の破壊者・氷炎魔団、絶大な魔力を誇る魔導士の軍団である妖魔士団、実体を見せずに敵を討つ闇の狩人魔影軍団、最強のモンスタードラゴンの軍団・鳥獣軍団、魔獣の群れである百獣魔団が存在するらしい。

　旅に出たばかりでまさかの6つの軍団の一つのトップと対峙してしまうとうとは。このクロコダインの強さも相当なものらしく、ポップが放った魔法攻撃はあっという間に息だけで消されてしまった。そのパワーにダイは、クロコダインのパワーがハドラーよりも上であることを知る。なんとかポップと協力して彼を打たねばと供養力をたのもうとするといつの間にかすたこらとポップがこの戦いの場から逃げ出していたのだ。

　孤軍奮闘を余儀なくされたダイはアバン先生から教わった大地斬で応戦するが、これが全く効かない。鋼鉄のような肌が邪魔しているのだ。さらに、真空の斧というアイテムが魔法のような効果をもたらしていた。攻撃も聞かず、強力な魔法を兼ね備えた武器を持つクロコダインの攻撃にダイは大ピンチを迎える。
　
　一方逃げ出したポップは逃げ出した先でも強力なモンスターに追いかけまわされてしまう。そこにゴメちゃんを返しにきたマァムと出会い、助けてもらう。不思議な武器を持つだけでなく、力も強いマァム。彼女は一体何者なのか？　すると彼女の首に見覚えのあるものが見える。それは、ダイとポップももらった「アバンのしるし」。彼女はアバンの弟子なのか？　

　それを確かめる間もなく、二人はクロコダインとダイの戦っている場所にたどりつく。ピンチを迎えるダイを助けるべく加勢をするのかと思いきや、マァムが不思議な武器をダイに向けて発砲してしまった。マァムは一体何を考えているのか！？
　
　マァム登場と、敵キャラなのに人気の高いクロコダインの登場（そして中の人たちは夫婦）で一気に物語が進んだ感じだ。ダイは、ポップはいったいどうなってしまうのか！？