TVアニメ『ド級編隊エグゼロス』新キャラが増えて展開に遅れが??第7話

TVアニメ「ド級編隊エグゼロス」公式サイトより

 朝起きられずに遅刻してしまう人間が続出するという社会問題が続出するサイタマ支部。それで幸せならそれでいいじゃない…という気持ちにならないでもないがこの社会現象にはキセイ蟲がかかわっていることが予想されることから、烈人たちサイタマ支部のエグゼロス達は調査を開始する。

 チャチャの助言により、これはゲンム蟲というキセイ蟲の能力によるものだということが判明。毎回の事ながら、キセイ蟲の能力はどこか周りくどいようにも感じる。これはチャチャの母である女王が姿を消しているためにキセイ蟲の中で統制が取れていない証拠であるとチャチャは予想を立てていた。そんなムゲン蟲が潜んでいるアジトをあっという間に突き止め、襲撃を開始。

 だが、そんな襲撃もあっという間に返り討ち。それぞれが自分の抱えている敵と戦ってもらうということでそれぞれの思考の中に送り込まれてしまう。主人公である烈人はまたしても幼少期の空想の中に送られる。いつもの公園、いつもの雲母の過去。今回はいつも通りの小学生の時の雲母ではなく中学生時の雲母と自分が付き合っているという空想だ。

 まだアイアンメイデンと呼ばれる前の積極的な雲母に翻弄される烈人。自分はこの雲母が好きなのだ……と改めて思い返すがそんな自分の心に疑問が投げかけられる。烈人が好きな雲母は果たして、この今空想の中に現れている積極的な中学生のころの雲母? それとも初恋のころのロリ雲母? それともアイアンメイデンと呼ばれるようになった雲母なのか? 

 各時代の雲母が自分の周りに集まり、全員が自分に求愛してくる。最高のシチュエーションを手に入れた烈人。この妄想の中で生きていけば幸せな夢の時間に浸っていられる……と自らの使命を放棄しそうになってしまう。

 だが、チャチャがそんな堕落した思考の中に入り込み、無事戻ってきたら本物の雲母と想像もできない体験をさせてあげることができると発破をかけ烈人の意識を戻す子おに成功する。
だが烈人が目覚めても、他のエグゼロスの面々は目を覚ますことなくそれぞれの妄想の中に捕らえられたまま。

 そんなメンバーを起こそうとしている烈人の前に突如見知らぬ顔が現れる。彼女たちはキセイ蟲の匂いを追いかけて倒しに来た、エグゼロストウキョウ支部のメンバー紫子と萌萎だった。彼女たちはキセイ蟲としてチャチャを敵として捕らえ駆除しようとしたのだが、烈人たちにとては大切な仲間を突然攻撃されたようでしょっぱなから険悪な雰囲気になってしまう。

 過去に感じやすすぎる体質を直すためにエグゼロスメンバーとなり、現在では副作用として逆に感じることに鈍感になってしまった紫子は、烈人を過剰に刺激・誘惑しようとしてくる。その誘惑に必死で耐えていたがとうとうこらえきれなくなりそうな烈人を見かねて、チャチャが烈人を強制的にビーストモードにさせ獣のようなエネルギーで紫子、萌萎の二人をあっという間に骨抜きにしてしまう。
 
 今まで感じさせられることが無かった紫子はあっという間に烈人に夢中になり「いつか自分のものにしてやる」と高らかに宣言してその場から去ってしまう。同じ団体で別の支部という設定なので、今後も登場する機会は多そうだが、雲母にとっては新たなライバル登場ということでうかうかしていられない状況に知らない間になってしまったようだ。

 知らない間にキセイ蟲もさくっと倒して、今週も無事解決。毎回肌色部分が多くて画面が真っ白になっていて何も見えないままに物語が進行していく不思議にどんどん慣れていくから怖い。

 新キャラが増え、露出が増え、物語の進行はそこそこに遅い。トウキョウとサイタマに支部があるなら幾らでもキャラクターが増産できそうだが、収集もつかなくなりそうなのでほどほどにして物語も進めてもらいたいものだ。
(文=三澤凛)

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