TVアニメ『ド級編隊エグゼロス』CVが毎度豪華なのはすごいか疲労感が募った第3話

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TVアニメ「ド級編隊エグゼロス」公式サイトより

 毎回こんなしょうもない下ネタよく思いつくなと感心するくらいに、典型的なエロシチュエーションでストーリーを作り上げるんだからすごい。

 エグゼロスに加入して、続々とキセイ蟲に対峙することが多くなった雲母。だが、最初のあの強烈なパンチはなんだったのか、というほどにキセイ蟲に対してパワーを発揮できないでいた。

 落ち込む雲母に、百花はエロパワーを蓄えないからいけないのだ、と叱咤する。そう、この世界のヒーローは正義の心だけではやっていけない。エロを力に変えて闘うのだから常日頃からエロいことを考えていざという時のために力をためておかないといけないのだ。そのためにはえっちな円盤やらに頼るのがセオリーだと教えてくれるが、雲母は女子がそんなのを見るなんてはしたない! と拒否反応を示してしまう。

 だが、そんな雲母の態度に百花は怒り心頭。なぜなら自分よりもかなりスタイルに恵まれている百花がエロについて恥ずかしがるのは、ヒーローとして責任を放棄しているようにみえるから、だとか。彼女は自分の体形にコンプレックスがあり、自分より恵まれたプロポーションをもっている人を敵対視してしまう癖があるようだ。

 それというのも姉が自分よりなんでも抜きんでている人物だったことがその原因らしい。学校でいい点数をとっても、姉はそれよりももっといい点。部活で結果を出しても、姉はそれよりも一歩先の結果を出し、自分が好きになる人は皆姉のことを好きになっていた。さらにはプロポーションも姉の方が断然よかったのだ。この境遇はコンプレックスが積み重なるのもうなずける。

 彼女は胸がメンバーよりも小さいことを気にしているらしく、雑誌で書いてあるバスとマッサージや、テレビで特集していた豆乳風呂に入ればバストアップになるという情報を聞けば取り入れるなど努力に余念がない。皆が出かけている時を見計らって、大量の投入を湯舟に注ぎ込み豆乳風呂の威力を試してみることに。

 そんな入浴中に烈人が帰宅し、そのまま風呂場に直行。風呂場に行けば湯が沸いてるという仕組みって普通なの? お湯沸かそうって最初にならないのか、そして女の子と同居しているのに誰かに鉢合わせするかもという危機感が全くない烈人に驚きを隠せない。

 案の定全裸でご対面。豆乳風呂に浸かりすぎてのぼせてしまった百花は全裸の烈人の体に倒れこんでしまう。エロタイムスタート。彼女はのぼせた頭で烈人もどうせ巨乳が好きなんだろう、と問いかけてしまう。豆乳風呂の残骸などから彼女の悩みを察した烈人はそんなことは気にすることないと、言葉をかけてやりその場を撤退することに。なんだかんだ彼の言葉にほっとした彼女。 だが、結局豆乳風呂にはなんの効果もないことが後日情報番組で取り上げられ、百花のバストアップへの道は遠そうだった。

 後半は、やはりメインヒロイン雲母の話へ。学校のプールの授業のあとクラスメイトの下着がなくなっていることが発覚。盗まれたゆうなちゃんは放課後デートがあるために勝負下着をつけてきていたらしい。これはキセイ蟲による連続勝負下着窃盗事件とみて間違いない。雲母はちょうど更衣室から抜け出そうとしている蝶々型のキセイ蟲を発見し、水着姿のまま追跡を開始する。

 スク水で廊下の中を爆走する姿はどう考えても注目の的だ。男子たちからの目線に耐えながらも友人の勝負下着を取り返すために必死で走る。そこに烈人も参戦し、なんとか人気の少ない階段でキセイ蟲を仕留めることに成功した。盗まれた下着を手に持っていたことから烈人が下着泥棒ではないかと疑われたが、雲母のおかげでその疑いも晴らすことができ、なんとなく二人の間も進展してきたような空気が流れるが、雲母が借りを作りたくないからかばってくれただけ、という結果に終わる。

 雲母はゆうなちゃんの勝負下着という存在に触発され、友人を引き連れて下着屋さんで自分も勝負下着を購入することに。雲母がまさか勝負下着を購入したいと言い出すとは! と皆沸き上がるが、誰かに見せるためとかを想定しているわけじゃない、と否定する。

 放課後デートのために勝負下着をつけてきていたゆうなちゃんのデートの相手はまさかの女性という斜め上展開もありながら、雲母も無事勝負下着を購入。一体どんな時に使うのかと思いきや、エロエネルギーをためるために、えっちなことをしてみるその為に使用されるようだ。

 下着を買ったその日の真夜中、寝ている烈人の部屋に赴き、彼の布団に下着姿で忍び込むことに。勿論何かするつもりはないが、一緒の布団に勝負下着だけの姿で入るとかなりドキドキしてエネルギーは溜まっていくという寸法だ。
 
 絶対にこっちを向くな、と烈人にはいったが触ってっはいけないとは言ってない。そのためか後ろから胸をかなり強引にもまれてしまう雲母。あの烈人にそんなことができるのか?! と思って振り向くと、もんでいたのは寝ぼけて烈人の布団に潜り込んでいた宙だった。まさか他の女が烈人の布団に潜り込んでいるとは思わなかった雲母はそのまま恥ずかしさをごまかすように自室に退散。

 だが、冷静になってみると、宙がいたことにやきもちを焼いてしまいクッションを軽くなぐってしまう。すると、さっきのでたまったエロパワーがさく裂して屋根が壊れてしまうほどの一撃を打ってしまう。中々エロパワーが貯められないと嘆いていた雲母だったが、なんとかエロパワーも貯めることが出来そう。だが、やはりこの生活色々と前途が多難そうだ。

 毎回キセイ蟲の種類やCVがかなり豪華だったりと見どころはすごく多い作品ではあるが、見終わる度に謎の疲労感に見舞われるのはなんでなのだろうか。
(文=三澤凛)

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