Web小説サイト「カクヨム」にて連載、そしてカドカワBOOKSから刊行中の「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」が盤石のスタッフ陣によってアニメーション化! ありえないほど慎重な性格の勇者と彼に振り回されまくる駄女神が送る異世界救済が今、幕を開ける!
第6話 竜王なのにズルすぎる
聖哉たちは最強の剣を求め、竜族の里へ。勇者として竜族の歓迎を受けるも、
なんと最強の剣を手に入れるためには、エルルの命を犠牲にしなければならないという……
竜族の女子が犠牲となり最強の剣になるという言い伝え。エルルがその大役を務めると言い渡され動揺する一行。なんでもこの世界は、聖哉たちが思っているよりも危険な状態にあるらしい。一刻もはやく魔王を倒さねばならない程に、魔族の侵攻が進んでいるようだ。そのため最強の剣が必要となる。
世界のためとはいえ、死んで剣になるということを受け入れられないマッシュ。怖がりながらも世界のために身を投じようとするエルル。この葛藤シーンは少しジーンときた。
エルルのために開かれた最後の晩餐、竜族をあげての豪華な食卓でも浮かない顔の面々。なぜならエルルはその席につかずに儀式のための準備を行っていたからだ。そして、晩餐の最中、とうとうエルルの儀式が開始してしまう。
だが彼女が崖から落とされそうになったとき、聖哉がその兵士を突き落とす。そう、意外にも聖哉がエルル救出に動いたのだった。自分の荷物持ちとして採用したのに剣になってしまったら持てないだろうとは彼の言い分。照れ隠しなのか本心なのか……。
ここから竜族長と聖哉による戦闘がスタートする。長は真竜化し襲いかかる。そのHPは異様に高い。だが慎重勇者といわれるだけあって、竜族の洞窟に行くと聞いていた彼は事前準備はバッチリ。エルルとマッシュ。そしてリスタの毛を使って作ったドラゴンキラーという剣を錬成していた。
この剣と素早さの種、そして慎重すぎる聖哉の性格もあり、ドラゴンとの戦いは勝利。、また長がエルルの代わりに魔法陣に落ちたことで「竜族の女の血肉」が得られ、伝説の剣が生み出された。
しかし、これは聖哉のウソ。伝説の剣などではなかった。エルルを助けるための行為だが、魔王を倒すには本当に伝説の剣でなければならなかった場合はどうするのだろうか? 聖哉のことだから、何かしらの策は立てていそうだが……。
そんな彼らの前に多勢の兵士がやってくる。この兵士たちは何者なのか?
(文=三澤凛)
アニメ『慎重勇者』最強の剣にはエルルの命が必要!? 聖哉が仲間のためにらしくなく動いた第6話のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、カクヨム、慎重勇者、この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎるの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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