アニメ『慎重勇者』レベル上げしすぎて神もお手上げ!? 次の街で仲間に出会うも強すぎる勇者には必要なし!?

TVアニメ「慎重勇者」公式サイト

 Web小説サイト「カクヨム」にて連載、そしてカドカワBOOKSから刊行中の「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」が盤石のスタッフ陣によってアニメーション化! ありえないほど慎重な性格の勇者と彼に振り回されまくる駄女神が送る異世界救済が今、幕を開ける!

第3話  この勇者は身勝手すぎる
村を後にした聖哉は、さらなる強敵に備え、またしても神界でのレベル上げ。
剣神セルセウスを修行に無理矢理付き合わせ、新たな町で待望の仲間と出会うのだが……

 聖哉は、四天王を倒したもののまだまだ慎重にレベルあげ。その間、リスタは締め出されてしまうため、暇をもてあまし、女神仲間のアリアとお茶を楽しんでいた。

 まだまだ駆け出しのリスタとは違い、アリアはいくつもの世界を救ってきたベテラン女神。だが過去にひとつだけ救えなかった世界があり、そのことを悔いているようだ……。

 そのふたりの前に聖哉がやってくる。どうやら以前のように筋トレだけではレベルが上がらなくなり、ダンベルなどを創造しろとリスタに詰めよった。そんな聖哉の様子をみて、アリアが「それならば神と稽古をつけてみたらどうか」と提案する。

 もちろん、アリアもリスタも戦闘に特化した女神ではない。だが、そういった神もいる。そこで彼女は【剣神】セルセウスを聖哉に紹介した。見るからに強そうなセルセウス。なぜか聖哉の方がセルセウスに対して上から目線を発動するなど、稽古の前から不安が漂う。かくしてお互いに「絶対に弱音を吐いて逃げ出すなよ」と言い合う稽古の日々が始まったのだった。

 稽古1日目の昼。セルセウスと出会ったリスタは聖哉の様子を聞いてみる。すると「生意気な口をきくが大したやつだ」と満足気な様子。

 稽古二日目「たった二日で恐ろしい実力を身に着けやがった」とぼやき始める。

 稽古三日目リスタと目をあわせず「ボチボチ…」とつぶやく。迎えに来た聖哉に激しく抵抗を示す。

 稽古四日目、いつもの食堂に姿を現さず、隠れていた。リスタの姿をみると「もう十分だといってもいう事を聞かない」「俺の3倍は強いといっても100倍強くならないと心配だといって離してくれない」「あいつは病気だ」と恐怖のあまり4日前の姿とは似ても似つかない乱心した姿を見せた。

 そしてそんな彼を迎えにきた聖哉をみると逃げ惑い、「もう剣はいやだ」と「もう見たくない」「細くて長いものこわい」などもはや剣という単語にすら恐怖心をもつようになってしまった。剣神なのに……。 

 剣神セルセウスをそこまで追い込んだ聖哉、いったいどんな稽古をつみ、どれほどの力を手に入れたのか。 

 そんな中、リスタは統一神界の大女神イシスターに呼び出しを受ける。なんでも聖哉とリスタに旅を急いでもらいたいというのだ。それもそのはずまだひとつ目の町しか攻略してない。そして次の町には彼らの仲間となる人物がまっている。

 さっそく次の街に向かったが、この町には今、大勢のアンデッドが押しかけようとした。それを聞いた聖哉は道具屋で聖水を買い込む慎重っぷり。ただ在庫が1000個ないことに怒らなくてもいいのでは?

 リスタにも窘められ、しぶしぶ10個の聖水を購入後、教会に出向くふたり。そこには神父とシスターそしてエルルとマッシュという竜族の血を引く戦士と魔法使いがいた。

 なぜか聖哉はおもむろに神父に聖水をぶっかける。すると、神父だと思っていたそいつがアンデッドが変装していたと発覚。慎重さが正体を暴いたのだった。レベルアップした聖哉は簡単に圧勝。そのあとの後始末に多大なる時間と労力と迷惑をかけてこの争いは終了した。

 そして、ここで出会ったエルルとマッシュが仲間になると発覚。だが聖哉に比べてレベルはまだまだ駆け出しの様子。自分よりも弱いふたりを切り捨て「いらん」と突っぱねるが、今後どんどん強くなっていくだろうとなんとかなだめるリスタ。

 慎重勇者はエルル、マッシュ、リスタにも聖水をかけてさらに次へと向かうのだった。
(文=三澤凛)

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