ドラマ『同期のサクラ』同期の男はみんなサクラに恋をする?衝撃すぎるラストの第6話

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『同期のサクラ』公式HPより

 主演・高畑充希×脚本・遊川和彦の『過保護のカホコ』の再タッグ! 今期注目度No1ドラマ『同期のサクラ』。第6話がオンエアされた。

 「同期の」と銘打っているだけに1~5話まで同期たちとのエピソードで固めており、先週でその全員とのエピソードが終了した。今週からどんな展開になるのかと思っていたら、入社当初からサクラの世話係のようなポジションにいた相武紗季演じる、すみれとのエピソードだった。
 
 毎回、朝のルーティンが同じだったが今回は少し変わり、いつもの隣人の喧嘩に付き合わされる描写がなかった。逆に今回はその隣人たちにサクラが怒られるという一幕があったりと、これまでずっと同じことを繰り返していたことに少しずつ変化があり、印象的な回となった。
 
 関連会社への出向となり、1年が経ったサクラ。いつも通り仕事に熱心に取り組んでいることは間違いないが、やはり当初の目的が叶わない場所にいることに、サクラ自身が苛立ちを覚えていた。

 これまでは所かまわず、誰かれかまわず自身の信条と違うこと、理にかなわないことには真っ向から向かっていた。そのためにいま自分がここにいるという結果になっている。それを理解しているからこそ、我慢をするがストレスになってしまうという悪循環に陥っていた。
 
 サクラは我慢をすると貧乏ゆすりが止まらなくなる。今回の新しい発見だ。無表情のまま貧乏ゆすりをしているのが、色々サクラに葛藤を起こしているというのがよく伝わる。

 「働く女性を応援する」という名目のセミナーの仕切りを任されたすみれ。そのセミナー講師とそのマネージャーが、典型的なめんどくさいクライアント像そのまんまだ。

 やたらと要望が多く、変更も多い。自分たちが思いついたら連絡は時間を問わないが、こちらから連絡するときは最大限気を使うことを要求する。理不尽なことばかりを言い立てられるすみれは、仕事を進めるごとに疲弊していった。
 
 見ていてもイライラとするこの講師とマネージャー。疲弊するのが容易に想像つく。さらに娘のつくしの件で学校から呼び出しを食らってしまうなど、彼女への負担はますます大きくなっていく。

 そんなすみれの姿を見て、サクラはつくしの世話を買ってでる。しかしつくしに楽しんでもらえず同期にSOSを出す。

 意外にもゲームが得意で、つくしに懐かれたのは蓮太郎。葵と菊夫はサクラ会いたさについてくるが、騒がしいだけで終わってるのが微笑ましい。

 そう、今や同期の男のうち2人がサクラのことが好きという状況になっているのだ。残りの蓮太郎は百合が好きだし、とこの同期の世界の狭さに不安を覚えるが、百合は葵が好きということが定説となっているし……。百合は婚約者だった方とは結局別れたのだろうか。現代で抱いてるのは葵の子なのか、蓮太郎の子なのか……。

 同期のそんな恋愛模様の裏で、すみれはどんどん追い詰められていく。セミナー当日になって自分の本を販売したいと言い出したり、セミナーが当初の予定よりだいぶ短くなったり、内容も既刊の内容をなぞったものになっていたりと、散々なもの。いつもならサクラが異議を申し立てるところだが、すみれがサクラもりも先に立ち上がり、講師に対して疑問をぶつけ、まっすぐな意見を述べた。

 もちろんセミナー講師は泡を食ったような表情になる。そのためにすみれの進退が危ぶまれることとなったが、彼女の顔は晴れやかであり、見に来ていたつくしもそんな母親をかっこいいと喜ぶのであった。

 かくしてすみれは社史編纂室へと移動となることになってしまった。しかし、すみれは
サクラの出向先に訪れ、サクラを叱咤激励した。

 仕事で初めて褒められたサクラ。ずっと面倒を見てくれたすみれの左遷は悲しいが、大きな出来事となった。そして、そんな悪いニュースと共に、サクラに良いニュースがもたらされた。彼女の故郷の橋の計画が再度動き出すという話を祖父にFAXしたあと、いつもサクラを支えてくれていた祖父から「お前の夢は叶わない」と、衝撃的な内容が送られてくる。

 いったいこのFAXの真意とは?! どんどん物語が加速していき、目が離せなくなってきた。
(文=三澤凛)

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