ドラマ『同期のサクラ』毎度鼻につくラストにイラッとするも、今回は……?第4話

ドラマ『同期のサクラ』毎度鼻につくラストにイラッとするも、今回は……?第4話の画像1『同期のサクラ』公式HPより

 主演・高畑充希×脚本・遊川和彦の『過保護のカホコ』の再タッグ! 今期注目度No1ドラマ『同期のサクラ』。第4話がオンエアされた。

 今回は岡山天音演じる蓮太郎回だった。2年連続で1級建築士の試験には落ち、同じ部署内でも彼の性格が受け入れてもらえず浮いた存在となっており、日々フラストレーションを溜めていた時期だった。彼は入社4年目に桜に救ってもらったことがあった。

 ストレスチェックアンケートを取っていたことがきっかけで、蓮太郎のメンタルに問題があることを桜は見抜いていた。同時期に彼は社内コンペを上司からの意地悪で参加できなくなったことから、無断欠勤を繰り返すようにもなっていた。

 誰も自分のことを信じてくれない、わかってくれない。物語の主人公のように真ん中にいる人生を夢見たが、蓮太郎は自分はそうじゃなかったと人生に絶望してしまう。

 桜は引きこもる蓮太郎の元に通いつめ、色々対策を試みるが全く彼には届かない。

 しかし、桜が蓮太郎の上司に直談判にいく知ると、さすがに家を出ないわけにはいかなくなった。彼の作った社内コンペの企画書に、同期の面々がダメ出しやアドバイスをしたものを上司に見せる。そして彼の可能性や長所を上司に伝え、毎度おなじみの「私には夢があります」を連発する。

 蓮太郎はその場に飛び込み、自分の非を認め自分の夢を語り、またここで働かせてほしいと頭を下げた。

 蓮太郎の直前まで見せていた変なプライドやこじれた気持ちとかちゃんと向き合って、恥を捨ててちゃんと相手に向き合う姿が素晴らしかった。毎回このドラマはクライマックスがきれいにまとまりすぎて鼻につくのだが、今回はそんなこともなく純粋に良いと感じられた。

 次回、同期のエピソードがひと段落つきそうだ。その後の展開がどうなるかが楽しみである。
(文=三澤凛)

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