アニメ『かつて神だった獣たちへ』かつての部下の猛攻をうけたハンクの獣の力がついに暴走を!

『かつて神だった獣たちへ』公式サイトより

 今期注目のダークファンタジー『かつて神だった獣たちへ』 第9話がオンエアされた。

冥府の番犬
【ホワイトチャーチ】での暴走以降、獣の力を恐れ苦悩するハンク。倒してきた仲間達は幻影となって、彼を責め立てる。そんな折現れた、かつての部下擬神兵【ガルム】。荒ぶ雪の中、人の姿のまま【ハンク】は【ガルム】と対峙する。そこに擬神兵討伐部隊【クーデグラース】が迫る!

 自身の獣の力に苦悩するハンク。内面の恐怖が幻影という形になり自分を責める。

 過去に立てた誓いは、擬神兵として死んでいった部下たちを苦しめた。彼らの恨みがすべてハンクに向くのは違うはずだ。しかし、ハンク本人は責め恨まれることも仕方ないと思いつつ、苦しんでいるようだ。

 自分を責め苦しむハンクの前に、擬神兵の部下ガルムが現れる。そしてガルムからもひたすらにハンクを責め立てる。

 その理由のひとつが、ハンクが人の姿を保ち戦おうとすること。擬神兵であるがゆえに自分たちは戦争のあと生きづらくなったのに、人間の姿のままあの時の誓いを全うしようとするハンクに怒りを覚えていた。

 そして彼はケインともつながっているようだ。なぜ彼の誘いを断るのかとも問うてくる。誘いを断るようだったら殺せ……とも言われているのか、首を縦に振らないハンクにガルムの牙が襲い掛かる。

 人の姿のまま戦おうとするハンクのちからは、ガルムの足元にも及ばない。擬神兵の強大な力になすがままにされてしまい瀕死の状態に陥る。

 しかしその瞬間、いままで気力で抑えていた獣化が解放され、獣の力が暴走してしまう。

 一方シャールはクロードの部隊とともにケインの捜索を続けていた。雪山の捜索に疲れが出たのか、クロードは体調を崩してしまう。

 ハンクが見つかったという知らせがあっても立ち上がることすらままならないクロード。自分の不甲斐なさを責めるが、優秀な部下たちの声で少し休むことを受け入れることができた。

 クロードが休んでいる間、シャールたちはハンクの元へ。しかしそこにはガルムにやられて瀕死の姿となったハンクが。そしてなし崩し的に戦闘に突入するも、倒れたハンクが寝ている崖が崩れ落ちていってしまう。

 瀕死の重傷を負ったハンクは崖の底に。無事でいられるのだろうか? ハンクたち擬神兵たちとの共存を願うシャールの想いはクロードたちに届くのか。
(文=三澤凛)

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