『Dr.STONE』千空たちの他にも生存者がいることが判明！しかし司の追撃に追い込まれ…第４話レビュー

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『Dr.STONE』公式HPより

　週刊少年ジャンプにて大好評連載中の漫画『Dr.STONE』、待望のアニメ化！ 第4話がオンエアされた。

第4話狼煙をあげろ
　司の元を離れ、箱根までやって来た千空たち３人 。最強の武力を持つ司に対抗する為、“火薬”を手に入れようと 、箱根で必要な素材を集め、急いで火薬作りを開始する。そんな中、千空たちは、遠くで狼煙が上がっているのを発見する！この石の世界（ストーンワールド） に自分たち以外の人間がいる事を確信した千空は、司に見つかるリスクを負いながらも合図を送るが……!?

　頭もよくて力も強いというチートキャラ・司と意見の対立が起こり、敵対する展開。はるばる箱根までたどり着き、司に追いつかれる前に科学の武器を完成させなくてはならないのだ。

　そんな中、せっかくの箱根ということで温泉にも浸かる大樹と杠。ちゃんと衝立があるものの、ほぼ混浴のような状態で湯に浸かる。そこでふたりは、突如起こったストーンワールドになる前の世界で話そうとしていたことに触れた。

　あの当時大樹は杠に告白をするつもりだった。しかし、こんな状態になってしまった世界で杠にその言葉を告げるのは男らしくないと考えている。人類を助け、文明が戻ったその時に、また改めてその言葉を告げたいと杠に約束をする。

　しかし、それよりもまずは化学の武器の作成だ。千空の火薬クッキングで、分かりやすく火薬の作り方を教えてくれた。硫黄と木炭と硝酸カリを見つけ出してほんとに作っちゃうのだからすごい。千空の頭脳のおかげで無事完成……と思いきやちょっとした手違いで火薬が爆発。黒煙があがる事態となった。

　しかし、その黒煙があがったことがきっかけで遠方から狼煙があがる。司がいるほうとは別の場所からの狼煙ということで、自分たち以外の人間が生きていることが判明した。その狼煙に答えることは、司にも居場所がばれてしまう危険性をはらんでいる。しかし、千空はそれよりも、新しい人間とコンタクトをとることを選んだ。

　しかし別の人間よりも司のほうがたどり着くのは早く、あっという間に窮地に追い詰めれる千空。司の要望は奇跡の水の詳しい製造法と、千空が「科学を捨てる」という選択をすること。

　小さな頃から科学の「か」の字も知らなかった時から「宇宙にいく」と言い放ち、そのために散々実験を繰り返し一歩ずつ目標に進んでいたのだ。大樹と出会い、杠と出会い、「宇宙に行った」千空。そうやって科学と共に生きてきた千空が「科学を捨てる」なんて言うはずがない。

　「一撃でやれ」と司に指示を出し、全てを受け入れたような表情を見せるのだった。4話で主人公が死ぬなんてジャンプアニメにあってたまるかという感じではあるが、千空はどうなるのか。次週が待ちきれない。
（文=三澤凛）