株式会社ビデオリサーチのウェブサイトで、6月11日~6月17日のアニメ視聴率ランキングが発表された。
1位は12.0%を記録した『サザエさん』(フジテレビ系)。2位は8.1%の『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)、3位は7.6%で『名探偵コナン』(日本テレビ系)、4位は7.5%で『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)、5位は6.6%で『ドラえもん』(テレビ朝日系)と続いている。
そして注目なのが、5.4%で同率6位にランクインした『ゲゲゲの鬼太郎』と『ワンピース』(ともにフジテレビ系)。同じ局でアニメ番組が連続して放送される場合、どうしても後ろの番組の方が高い視聴率になりがち。そんな中、朝9時から放送の『ゲゲゲの鬼太郎』が朝9時半から放送の『ワンピース』と互角の戦いを繰り広げているのだ。
『ゲゲゲの鬼太郎』の前番組であった『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)は、全くといっていいほど『ワンピース』に勝てなかった。最終回であっても1.0%近く差をつけられたほどだ。視聴率だけで見ると、アニメ人気に関しては『ドラゴンボール超』より『ゲゲゲの鬼太郎』が上かもしれない。
なぜ、『ゲゲゲの鬼太郎』がこんなにも好評なのだろうか。今作は6回目となるアニメ化だが、昔のマンガを上手く現代風にアレンジしていると評判。例えば第1話では初っ端から“迷惑ユーチューバー”が登場した。第7話ではブラック企業の社長が、第9話ではブラック企業で働かされる河童たちが描かれている。どれも現代の風刺的なストーリーとなっており、大人の視聴者からも評価が高い。
また、ねこ娘が超絶に可愛くなっているのもポイントだろう。ねこ娘は『ゲゲゲの鬼太郎』の第4期まで全く可愛くない、どちらかというとブサイクな設定だったが、第5期に突如美少女化。そして第6期はモデルのようにプロポーションも抜群となり、もはやねこ娘の面影が無いまでの可愛らしい女性に。
一部ではこの美少女化に否定的な意見があったものの、放送がはじまるとネット上では「ねこ娘のためにアニメ見てる」「ねこ娘が可愛すぎて視聴継続決定」「今期のねこ娘は色々捗りますね」と、すぐに視聴者の心をつかんだようす。Twitterでは、ねこ娘のファンイラストが多数投稿されているなど、二次創作に関しても盛り上がりを見せている。
風刺ネタや美少女・ねこ娘など、どちらかというと今期の『ゲゲゲの鬼太郎』は大人向けのアニメなのかもしれない。今後はどんな展開で大人の心をつかんでくれるのだろうか。
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