『エロマンガ先生』11話 正宗と紗霧の切ない過去エピソードに泣く、そして『俺の妹』ゲスト出演に震える

■紗霧7歳「こんな絵じゃ、おパンツ舐めたくならない」

 両親が離婚して、母親に引き取られた紗霧は7歳でした。登校拒否中。今と変わってねー。ちなみに離婚の理由は、母親が「趣味でえっちなマンガを描いてるの、お父さんにバレたから」(原作8巻)
 さすが初代・エロマンガ先生らしいぶっ飛びエピソード。紗霧は二代目のエロマンガ先生なんですが、詳しくは原作4巻以降の話なので割愛。気になる人は読んでくださいね。

『エロマンガ先生』11話 正宗と紗霧の切ない過去エピソードに泣く、そして『俺の妹』ゲスト出演に震えるの画像2原作8巻

 そのとき正宗は11歳。母親を亡くした失意から回復するために、好きなこと=ネット小説を書くことに目覚めます。タイトルは『勇者マサムネの冒険』。8歳の紗霧は、それをスマホで読んでいました。次々に小説をアップしていく正宗に、紗霧が絵を描いてあげたことで大歓喜。プロの小説家になることを誓ったのです。最初に正宗に創作の楽しさを与えたのは紗霧だったんですね。千寿ムラマサ(せんじゅ ムラマサ/演:大西沙織)もWeb小説時代からのマサムネファンでしたが、ここでも紗霧に一歩先を行かれてました。

 触発されて紗霧も絵を描きはじめます。途中、母親のイラストに「こんな絵じゃ、おパンツ舐めたくならない」と批評してたのはめっちゃ笑いましたけど。お母さん情操教育、失敗してるじゃん。
 一年後。お互いプロになることをSNSで誓い合います。

「今日から本気で絵の練習をする。お前がくれた夢を叶えるために」

 夕陽をバックに、遠い場所から、お互いに拳を突き出す正宗と紗霧の姿が眩しい。

■『俺の妹』桐乃たちがゲスト出演、もうちっとだけ続くんじゃ

 秋葉原に着いたら「あーきはーばらー」と吠えるのが、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』からのお約束。ってことで、ここからは『俺の妹』キャラが続々と登場。メイド喫茶のツインテールメイドさん。正宗の後ろを走り抜けるゲーム研究会の三浦部長。万世橋にたたずむのは赤城浩平と瀬菜の兄妹。イベント会場には来栖加奈子のポスター貼られて大賑わい。そしてUDXのエスカレーター前。

「見て! このラノベ! 絶対おもしろいって!」

 目の前の集団の一人が、『世界で一番可愛い妹』をしっかりと握っています。桐乃、黒猫、沙織・バジーナ、京介の集団とすれ違う正宗。もうね、懐かしさに涙まで出てきましたよ。「よっ、久しぶり!」って声かけたくなっちゃうくらい。そのままの姿、そのままの声で再会できて、『俺の妹』の同窓会に参加している気分です。

 原作で正宗は、「作者には完結した作品に鍵をかける権利がある」と独白します。『俺の妹』も伏見つかさが鍵をかけました。しかしアニメ脚本で作者の権利を行使して、もう一度鍵を開けてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

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