【アニメレビュー】“OPEDだけにしか出番がなかった”坂本辰馬が大活躍! ドラ●もんパロもさえていた『銀魂』

 感染しているとはいえ、仲間は殺せない坂本。宇宙商人らしく、宇宙の便利商品で応戦します。「たらりらったら~」と、ドラ●もんの如く取り出したのは引きこもリボルバー! 道具を持つ手も丸くて白い“青い猫”仕様! 声(CV.三木眞一郎)もどことなく大山●ぶ代っぽい!? アウトです!!

 敵をネットで捕らうことができる、まるで“ネット社会を象徴する一品”の引きこもリボルバーですが、敵ではなく自分たちを引きこもリボルバー! これで「これで奴らはわしらに手も足も出んぞ。そしてわしらもな!」って! そして心の声で「まさかこんな使い方をするとは……。器が大きいのか、ただのうつけかつくづくわからん男だ……」って恐々とする喜々は、アホなんですか……。この空間、ツッコミ役がいないぞー! 新八~!

 今回のタイトルにある「うつけもの二人」は、言わずもがな坂本と喜々。傀儡将軍になりはて、気づけば周りに誰もいない、“空っぽだった”喜々。今回、なにがあっても仲間を見捨てない、そして敵だった喜々すらも救おうとする坂本によって、喜々は自分自身の足で新たな“目的地”へと踏み出だそうとする――。范堺に乗っ取られた喜々を救う坂本の懐の広さたるや。声がデカいだけじゃなかった!

 なにがあっても仲間を見捨てない。坂本は攘夷戦争の時もそうでした。坂本の手首に残る大きな傷。攘夷戦争時代、戦場から動けなくなった敵を助けようとした際、負傷兵ごと切りつけられたものでした。そして、その敵が10年という時を経て銀さんの前に立ちはだかります。三凶星の最後の一人、馬董です。

「ようやく会えたな」……因縁の闘いが始まる! と思いきや、馬董を見るなり「顔にいたずらされてますよ」って銀さん。両目を縫い付けられ、額に一つ目がある馬董に「海賊の寝起きドッキリ半端ね~」と、シリアスなムードをぶち壊し! 敵のおでこを布でふきふきする始末です。

 さすがにこれには馬董もお怒りで、大っきなビームサーベルで切りつけますが、これを見て銀さんは「そうか! こいつあの時の……」と思い出すのですが、これがまた人違い! しかも300円取られたってチンケな因縁! 「コケにされたものだ」って馬董もプンプンですが、まさかの馬董も人違い~~! パクヤサ(白夜叉よりちょっとふっくら仕様)ってこいつ誰や!

 久々の登場にもかかわらず、相変わらずの銀さんでなんだか安心するラストだった『銀魂』。というか、三凶星ってすっごい強い敵にもかかわらず、けっこうノリノリでギャグに参加してくれる良い人たちですよね……。とりあえず、次回はパクヤサの知られざる過去が明らかになるそうです。そして、高杉もお目覚めになる模様……!
(文・月島カゴメ)

【アニメレビュー】“OPEDだけにしか出番がなかった”坂本辰馬が大活躍! ドラ●もんパロもさえていた『銀魂』のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!