【アニメレビュー】「桂じゃない、ヅラだあああ!」 “逃げの小太郎”桂がとにかくカッコよかった『銀魂』320話

――夕方枠でも大暴れだったアニメ『銀魂』(テレビ東京系)が深夜枠に初進出! 本稿では、そんな“お騒がせアニメ”『銀魂』をレビューしていきます。

■『銀魂』第4期
第320話「ヅラ」

【アニメレビュー】「桂じゃない、ヅラだあああ!」 逃げの小太郎桂がとにかくカッコよかった『銀魂』320話の画像1アニメ『銀魂』公式サイトより。

 今回も放送日のラテ欄を見ると、「寒い日が続きます。リアルタイムでご覧になる時は風邪などひかないよう、部屋を暖かくしてテレビから離れてお楽しみください」と、視聴者に優しい仕様! でも、「三凶星のひとり・猩覚と桂が闘うようです。激しい闘いになりそうですよね」って、なんだかよそよそしすぎませんか!?

 でもまあ、その言葉のとおり、開始早々猩覚と桂の激しいバトルが展開されます。それもかなり激しいもので、猩覚の片腕がなくなったりと、血がドバドバ! ついでに回想にあった攘夷戦争のシーンでも血しぶきが飛びまくっていたので、どことなく流血シーンが多めの回だったのかなと。もしや、“深夜枠だから流血シーン多め”なのかなとも思ったのですが、「烙陽決戦篇」がバトル多めの長編だからそう感じるだけだったかもしれないです。

 いつもはギャグ枠の桂ですが、やる時はやる男。相当強い猩覚と互角の闘いを繰り広げます。か、かっこいい! そして脱ぐと意外と筋肉あって驚き……! でも、球体の爆弾で攻撃した時には、「棒には玉が付き物だ」ってしっかり下ネタっぽいことを言っていましたが。

 闘いの最中、桂はエリザベスに「走れ!」と叫ぶのですが、これにエリザベスはプラカードで「アンタのゆく先が明日だと信じて一緒に走ってきた」「これからだって一緒だ」ってなかなか良いこと言うんですよね。原作の空知英秋先生って、ギャグもですがこういうアツいセリフを生み出すことについても天才的だなと。

「逃げの小太郎」の異名を持ちながら、強敵・猩覚を前にして“勝つため”に、「己のために剣を振るう一匹のエテ公に」戻る決心をする桂。

 そこで入ったのは、攘夷戦争時の回想。モブたちが銀さんたちの中で誰が一番強いのか談義をしているシーンです。「断然、銀時さんで決まりっしょ!」「最強は俺たちの総督、高杉晋助に決まってんだろ!」って、このモブたち、推しを語るオタクみたいだな……。でもって、坂本が「最強は桂浜の龍、坂本辰馬……」って自分で自分上げしてて、「それはない」って一蹴されているのが、不憫すぎる……!

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