ここにきて首位奪還の『君の名は。』と上昇を続ける『この世界の片隅に』はどこまでいくのか!【週末映画興行成績】

ここにきて首位奪還の『君の名は。』と上昇を続ける『この世界の片隅に』はどこまでいくのか!【週末映画興行成績】の画像1『君の名は。』公式サイトより。

 1月21日~1月22日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週はなんと『君の名は。』が22週目にして再び首位を獲得。週末2日間の動員数は12万4,000人、興収1億7,400万円を記録し、9週間ぶりの1位に返り咲いた。累計動員数は1,815万人、累計興収は235億円を超え、254億8,000万円を記録し歴代興収3位に位置する『アナと雪の女王』(14年)に肉薄。また22週連続でのランクインは『アナと雪の女王』の19週連続ランクインの記録をすでに抜いているため、このまま好調をキープすれば累計興収の記録塗り替えも十分可能性があると言えるだろう。

 また同作は韓国での記録も好調。公開19日目で観客動員数は305万人超えに。これによって動員数301万人を記録し、韓国で公開された日本映画の興行成績歴代ランキング1位だった『ハウルの動く城』(04年)を抜いてトップに躍り出た。これには「君の名はが次々と世界を席巻しとる~~!」「やっぱり良作は国境を超えるな、誇らしいわ」「君の名ははもはや世界的社会現象じゃないのか!?」といった声が。また中には「韓国って映画安く見れるからリピーター多そうだな」といった指摘も。リピート率が高ければ韓国での記録もさらに伸びていく可能性が考えられる。

 2位は『君の名は。』に押される形で、先週からワンランクダウンの『本能寺ホテル』。3位には初登場の『新宿スワンII』が、土日2日間で動員数11万6,000人、興収1億6,100万円をマークして滑り込んだ。

 同作は和久井健の大人気コミック(講談社)を原作に、園子温監督が実写化を手掛けた映画化第2弾。15年に公開された前作も最終興収13.3億円をあげるヒットとなったが、今作も番宣やイベントによって大きな話題を呼び、最終興収10億円を見込めるスタートダッシュとなった。

 4位は初登場の『沈黙 -サイレンス-』がランクイン。342館で公開され、週末2日間で動員10万4,600人、興収1億3,300円をあげた。マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の傑作を映画化した話題作だけにまずまずの滑り出しというところだろう。引き続き5位も初登場でベン・アフレックが殺し屋を演じたサスペンスアクション『ザ・コンサルタント』、続く6位は『バイオハザード:ザ・ファイナル』。

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