『バイオハザード』シリーズ完結編が首位! 『君の名は。』『この世界の片隅に』もねばりをみせる【週末映画興行成績】

1612_eiga1224.jpg『土竜の唄 香港狂騒曲』公式サイトより。

 12月24日~12月25日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週1位を獲得したのは初登場の『バイオハザード:ザファイナル』。日本の大ヒットゲームをもとに制作されたアクション映画シリーズは、今回で6作目でシリーズの完結編となる。3連休の初日の12月23日に封切られ、週末2日間での動員は40万1,000人、興収が6億1,900万円となった。ちなみに公開日から3日間の累計動員数はおよそ64万4,000人、累計興収約9億7,800万円となり、12月16日(金)に公開された『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』週末3日間の累計興収と比べると106.3%と差をつけている。さらに映画『バイオハザード』シリーズの中でも、週末3日間の累計興収は過去最高値を記録という快挙を成し遂げた。

 ミラ・ジョヴォヴィッチ主演、ポール・W・S・アンダーソン監督というお馴染みのタッグに加え、日本からはローラが出演したことでも注目を集めている同作。クリスマスを含む3連休ということで中高生の観客が多かったようだ。正月休みで若者の動員が増えると予想されるため、さらに数字を伸ばしていくと思われる。観客からは「アクションの連続に圧倒された……ミラはシリーズ中動きっぱなしで大変だったな」「初期に戻ったようなカッコよさあったわ。ミラお疲れ」「ひたすらアクション、一難去ってまた一難で迫力凄かった。やり遂げたミラに拍手」と、ミラ・ジョヴォヴィッチに対する労いの言葉が多数上がっている。

 2位は『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』。3位は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、4位は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と、先週のトップ3作品が『バイオハザード:ザファイナル』に押される形で仲良く1ランクずつダウン。

 初登場5位は『土竜の唄 香港狂騒曲』。週末2日間で動員15万8,000人、興収2億2,300万円を記録。原作はシリーズ累計発行部数680万部を誇る大ヒットコミック『土竜の唄』(作:高橋のぼる/小学館)だ。実写映画第2弾で、前作『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』(14年)の続編。前作に引き三池崇史監督、宮藤官九郎脚本のタッグと、主演の生田斗真という布陣のアクションコメディだ。

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