ここにきて首位奪還の『君の名は。』と上昇を続ける『この世界の片隅に』はどこまでいくのか！【週末映画興行成績】

• ツイート
• 

　その後7位には、先週、驚きの2ランクアップを遂げた『この世界の片隅に』が好調をキープしまた1つ順位を上げてきた。公開劇場は初登場時の63館からおよそ3倍近い198館まで増え、土日2日間で動員7万人、興収9,200万円を記録。今までの週末興収の中でも最高値をマークするという絶好調ぶりを見せている。累計動員数は110万人で累計興収はすでに15億円を突破、11週目にしてまだランキング内で順位を上げているのは快挙としか言いようがないだろう。

「第40回日本アカデミー賞」では優秀アニメーション作品賞と優秀音楽賞を受賞し、1月19日には「第71回毎日映画コンクール」で日本映画優秀賞のほか、“大藤信郎賞”と“音楽賞”を受賞する3冠を達成。評価が続々と上がっている同作には「妥当な受賞！ わかってるじゃねぇか審査員！」「のんおめでとう、ファンとして自分の事のように嬉しいわ」と祝福の声が上がっている。

　そして8位には『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン！』、9位に『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』、10位に『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』がランクインした。

　恐ろしく息が長く、さらに上昇を続ける『君の名は。』と『この世界の片隅に』は一体どこまで数字を伸ばし、受賞歴を増やしていくのか。歴史的社会現象を巻き起こしている2作品からまだまだ目が離せない。

 
• 前のページ
 
• 1
 
• 2