よくアニメやマンガには主人公の許嫁なるキャラクターが登場する。古くは『らんま1/2』の早乙女乱馬と天道あかね、最近では『ニセコイ』の一条楽と橘万里花や『黒執事』のシエル・ファントムハイヴとエリザベス・ミッドフォードなどだろうか。
この21世紀にどれほど許嫁が成立しているのかは統計もないので正しいことを言い切れないが、実際のところ許嫁は古い慣習になってしまうので、現在ではほとんどないのではと予想される。そもそも婚姻については日本国憲法第24条で「両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」と定められている。つまり親同士が本人の意思を無視して勝手に決めた許嫁というものは、本来あってはならないものなのだ。
さてそんな許嫁が登場するエロアニメはたくさんあるのだが、今回「こいなか-小田舎で初恋×中出しセクシャルライフ- THE ANIMATION」を紹介しよう。リリースはピンクパイナップルで、エロゲー原作はeRONDOだ。
以下があらすじだ。
主人公は小田舎にある寂れた神社のひとり息子。神社の跡取り問題が囁かれるも、まだまだ先の話だとタカを括って公務員になり安定した生活を望む学生としての毎日を送っていた。
そんな中、妻に先立たれた主人公の父親は若い娘との再婚話のさなかに失踪。再婚予定だったオカエリとその妹もとかとの奇妙な同居生活が始まることになるが、ご近所さんで幼なじみの野々原みおや、数少ない神社の支援者の手によって何とか普通の生活を続けていた。
ある日、オカエリがある女の子を家に連れてくることで事態は変わる。九堂舞と名乗るその女の子は主人公の家の血筋を絶やさぬために育てられた許嫁と名乗り、そのまま主人公の家で暮らすことに…突然の展開に主人公も野々原みおも戸惑いながらも、女の子に囲まれた小田舎で初恋×中出しセクシャルライフが始まるのだった―。
原作ではサブを含めてヒロインは5人となっているが、エロアニメは尺の都合上、メインとなる九堂舞と野々原みおに絞られている。そのため許嫁(九堂舞)vs幼なじみ(野々原みお)のハーレム性活が分かりやすい構図で描かれていて、コメディータッチで物語は進むのが特徴だ。そのコメディータッチが日常系アニメのようなクスッとした笑いを誘い、何度も描かれる舞とみおのセックスシーンの良い小休憩となっている。
また、短い尺ながらもキャラ作りも非常に秀逸だで、特に原作でも人気の高かったみおはアニメでもエロがフルスロットルだ。主人公が大好きすぎるがゆえ、精神的にも性奴隷になることを望む節があり、「オチ×ポの家来になる」「オチ×ポ慰め穴になる」「お嫁さんオマ×コ」と舞台設定がちがったらメンヘラキャラになりそうなギリギリのセリフをバンバン吐く。「オマ×コ」という単語も執拗に繰り返して発言するし、お漏らし癖まである。けっこうやばい奴だ。
もちろん舞だって負けてはいない。「おひりぃ…だめぇ! そこは赤ちゃんを作るところではありません!」と言いつつもアナルにねじ込まれ、ついには「おひりまんこ…おひりまんこぉ!」と絶頂していく様は、穴リストたちにとってはまさに身と尻がしまる思いだ。
ヨダレ、動き、セリフ、Hシーンの数、全ての描写において満点が出かねない2016年発売の最高の一本だ。ぜひとも今回エロシーンがなかった“岡崎エリナ”と“廣瀬もとか”、そしてアニメには登場しなかった“涼原ひびき”編の制作を熱望する。
(文=穴リスト猫)
『こいなか-小田舎で初恋×中出しセクシャルライフ- THE ANIMATION』自らを「オチ×ポ慰め穴」と呼ぶ幼馴染がエロヤバイ!のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、PCゲーム、ゲーム、エロゲー、エロアニメ、ピンクパイナップル、eRONDO、エロアニメで観るエロゲーの世界、こいなか-小田舎で初恋×中出しセクシャルライフ- THE ANIMATIONの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
人気記事ランキング
人気連載