鳥獣戯画から始まり、戦艦、刀……と生き物から無機物までありとあらゆるものを擬人化してきた我々日本人。そんな日本にまた新たな擬人化が登場した。その擬人化とは「目薬の成分」。目薬そのものではなく、中に含まれている成分を擬人化するという偉業に「成分ってなんや! すごいな日本!」「参天なにやってるの……。いいぞもっとやれ」「CVが豪華すぎて……ありがとう」と喝采の声が上がっている。
9月26日に参天製薬から目薬有効成分の擬人化スペシャルアニメ『アイドロップス』が公開された。地球から何億光年も離れた宇宙にある惑星「EYE」を襲う危機的状況…。誰もが絶望しかけたその時、10人の少女たちで結成された「EYEDROPS(アイドロップス)」が立ち上がった。これは、EYEを守るために戦った、少女たちの物語である――。
公開された動画『Episode 0 プロローグ-惑星「EYE」-』は中井和哉のいい声のナレーションから幕を開ける。惑星「EYE」という名を借りた眼球の説明から始まる動画は、キャラソンらしき音楽とともに擬人化された成分たちを紹介。この時点で「想像以上に可愛いのだが」「この子たちが目に飛び込んできてくれると思うと……」「噛みそうな成分名を覚えようって気になるな」といった声が一部からは上がるなど、どうやら成分擬人化ちゃんたちは大好評。
このスペシャルアニメは現在Episode1まで公開されており、眼球の仕組みを説明しつつ、まるで魔法少女の必殺技のように成分名を読み上げる少女たちも見ることができる。しかも、最後には目薬の宣伝もきっちり。さらには、ボカロPとしても知られる音楽プロデューサーDECO*27(デコニーナ)プロデュースのEYEDROPSテーマソングも徐々に発表されていくようだ。
成分擬人化ちゃんたちを演じるキャストもやたらと豪華。主人公的ポジションで黒髪ショートの元気っ子に「タウリン」には喜多村英梨。EYEDROPSの頼れるリーダー「ネオスチグミンメチル硫酸塩」には日笠陽子、清楚でおしとやかな大和撫子「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」役には丹下桜。その他にも、能登麻美子、加藤英美里、早水リサ、小林ゆう、井口裕香、上坂すみれ、阿澄佳奈らが顔を揃えており、あまりの豪華さに「これ、サイト公開のアニメ以外で展開する気満々じゃね」「キャラソンも出てるし目指せライブ?」「夢はでっかく地上波アニメ化だろ」との疑惑も出ているようだ。
この擬人化大国日本で、オタクたちのお眼鏡に叶う擬人化はなかなかハードルが高そうな中、豪華声優をふんだんに使いキャラソンまで作った『アイドロップス』はいったいどこまで人気を伸ばすことができるのか。この子たちを応援していけば、やたらと長い化学物資の名前も覚えられるかも!?
なお、10月30日からは、工具の街・新潟県燕三条で作られ、国内のみならず国外からも高い評価を受けるアルティメットニッパーを擬人化した「二パ子」が主人公のコミック『究極! ニパ子ちゃん』がスタートするし、下着メーカーのワコールからはパンツを擬人化した12人の美少女パンツっ子が登場。さらには、上場企業の株式を擬人化してしまうという企画まで動いていたりするので、あわせて楽しんでみるのもいいかもしれない。
喜多村英梨、上坂すみれに丹下桜まで! 超豪華声優を起用した今度の擬人化はなんと目薬の“成分”!?のページです。おたぽるは、声優、アニメ、話題・騒動、アイドル&声優、上坂すみれ、喜多村英梨、阿澄佳奈、小林ゆう、丹下桜、井口裕香、日笠陽子、DECO*27、うなぎ、アイドロップス、参天製薬、究極! ニパ子ちゃんの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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