『暗殺教室』『ドラえもん』が2週連続で1・2独占! 来週は災難に巻き込まれまくりの『映画クレヨンしんちゃん』登場で波乱有り!? 【週末映画興行成績】

1604_eiga_910.jpg『ルーム』公式サイトより。

 4月9日~4月10日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 なんと今週も1位は『暗殺教室 卒業編』。春休みが終了しても好調をキープし、週末2日間で動員約16万7,500人、興収約2億円と快進撃を続け、初登場からのV3を達成した。前作の『映画 暗殺教室』の興収(27.7億円)を超え、まもなく29億円に達するという。

 そして今週のランキングは2位に『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』、3位に『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』、4位は、先週ジャンプアップを果たした『ちはやふる 上の句』も順位をキープ。1位から4位までが先週と変わらない結果となった。

 そして5位には『僕だけがいない街』が、先週の7位から2ランクアップと復活。公開時期が同じマンガ原作の実写映画『ちはやふる 上の句』に対しての追い上げを見せ、“僕街”vs“ちはやふる”がヒートアップしている。

 続く6位には、公開5週目の『アーロと少年』、7位には『仮面ライダー1号』が共にワンランクダウンでランクイン。

 そして8位は初登場で『ルーム』がランクイン。全国76スクリーンと小規模ながらも健闘をみせたのは、第88回アカデミー賞で主演のブリー・ラーソンが主演女優賞を獲得したからだろうか。土日2日間の動員は約3万8,000人、興収約5,700万円を獲得。ブリー・ラーソンだけでなく、息子のジャックを演じた子役のジェイコブ・トレンブレイに「なぜブリー・ラーソンだけが受賞したのか不思議なほど、ジェイコブくんが圧倒的!」「ジェイコブくんは天才だね~ 正直ブリー・ラーソンより賞をとるべきだと思ったよ!」「ブリー・ラーソンも勿論だけど、ジェイコブくんの演技が素晴らしくてほんとに涙を誘う」と大好評。実力派の二人の演技に注目が集まっている。

 9位も先週と変わらず大規模公開ながら大コケの『あやしい彼女』が食い込み、10位は先週の8位から2ランクダウン、大きなお友達も大満足の『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪ 奇跡の魔法!』が公開4週目ながらギリギリランクインする形となった今週のランキング。なんと初登場は『ルーム』のみで、ランキング圏外からのジャンプアップもなしという、ニュースに乏しい結果となってしまった。

 しかし16日には、一連の騒動でゲスの極み乙女。の主題歌担当が取り消しになり、ゲスト声優として出演している、とにかく明るい安村にも不倫騒動があがるなど、災難に巻き込まれまくりで話題沸騰中の『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』が公開される。劇場版24作目となる今作は、2014年に公開された『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん』を手がけた高橋渉監督と共同で、劇団ひとりがアニメ脚本に初挑戦。毎度泣ける映画として評判の劇場版しんちゃんだが、劇団ひとりの脚本でどのように仕上がっているのかにも注目が集まっている。

 そして同じく16日には、劇場版20作目の『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』も公開される。こちらは、『機動戦士ガンダム』でアムロを務めた古谷徹が安室透(あむろ・とおる)、シャアを務めた池田秀一が赤井秀一(あかい・しゅういち)を担当。二人が声優を担当するキャラが10年ぶりに対決することから、コナンファンだけでなく、ガンダムファンにも話題となっている作品だ。

 この2作品のランクインが予想される来週のランキング。暗殺教室がV4を達成するのか、初登場で他の作品が首位を獲得するのか、ランク外に弾かれるのはどの作品になるのか、来週も楽しみだ。

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