今からでも『HERO』を……!『ラブライブ!』に蹴散らされた『海街diary』が最多の13受賞!?「第39回日本アカデミー賞」が地味すぎる件

『海街diary』
『海難1890』
『日本のいちばん長い日』
『母と暮せば』
『百円の恋』

 以上の5本になるのだが、この中で「2015年 年間映画興行ランキング トップ10」に入った作品は1本もない。ついでに言えば「2015年 年間 邦画興行ランキング トップ10」に入った作品すら1本もない。

 もちろん、良い興行収入=良い作品だとは言わないが、あまり話題にならなかったのは、ベッキーやゲス川、SMAPのせいだけでなく、そもそも優秀賞が地味だったからでは? という気もしてくる。同日公開だった『ラブライブ!』に興収ランキングで蹴散らされて話題となった『海街diary』が、12部門で13もの賞に輝いていることからもお察しである。

 他には「優秀監督賞」で『バクマン。』の大根仁、『映画 ビリギャル』の有村架純が「優秀主演女優賞」「新人俳優賞」のW受賞、同じく「新人俳優賞」を『orange-オレンジ-』で土屋太鳳、山崎賢人が受賞したことが目につくぐらいで、おたぽる的にはあまりパッとしない今年の「日本アカデミー賞」。

 木村拓哉は06年の「日本アカデミー賞」にて、「賞を争いたくない」というジャニーズ事務所の意向でノミネートを辞退(05年公開『武士の一分』)。またアニメ作品で「最優秀作品賞」を獲得したのは、1997年の『もののけ姫』と01年の『千と千尋の神隠し』のみとハードルは高そうだが、今からでも「優秀作品賞」や「優秀俳優賞」で『HERO』と木村拓哉をねじ込むとか、興行収入に敬意を表するという体で、『妖怪ウォッチ』か『バケモノの子』を「優秀作品賞」に突っ込むとかすれば、話題をかっさらえると思うのだが、いかがだろうか。

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正直、実写よりコミックのほうが好き

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