――その中で、『夏の色のノスタルジア』は具体的にどのようなお話になるのでしょうか?
呉 3年ぶりに故郷に戻ってきた主人公とその妹が、かつての仲間と再会します。最初は昔のままの仲の良さに見えるのですが、徐々にヒロインたちが心に抱えている問題が明らかになっていき、それを受け止めて前に進んでいく、といった流れですね。
――舞台は春にもかかわらず、ひまわりが咲き乱れるミステリアスな雰囲気ですよね。
呉 今回は4章で構成されていますので、その辺は物語を進めてもらえれば明らかになっていく……としか……(笑)。
恋純 舞台が「枯れないひまわりに囲まれた学園」ということで、まずはその不思議な感覚を共有してもらいたいですね。
――ヒロインに関しては何人登場するのでしょう?
呉 4人になります。最初に紹介されるのが真鶴みさき。彼女は黒髪少女で凛としたイメージの少女です。ただ凛とした中にも、どこか心に闇を抱えているような……。ふたり目の真乗寺文音はお姉さんキャラ。基本は優しいお姉さんですが、やっぱり心に闇が――。
恋純 だいたい闇を抱えているんですよ(笑)。
呉 それが本作の作風です(笑)。
――ということは残るふたりも?
呉 ええ。主人公の双子の妹、折口美羽は普通っぽい子ですね。ユーザーさんに気に入ってもらえるようなヒロイン像を心がけて書かせてもらいました。摩庭祥子は、いつもぬいぐるみを抱えている姿からして、初見から「おや?」と思ってもらえるような不思議な少女です。
――シナリオに関しては、その4人のルートということでいいでしょうか?
呉 そうなのですが、実はあるヒロインルートだけは最後になります。3人のヒロインルートをクリアすると、最後にその子のルートで物語の全貌が判明する仕組みですね。そしてさらにグランドエンドもありまして……。 ――グランドエンドですか?
恋純 キャラクターの話として解決するエンディングも面白いですし、不思議な世界の解明、そんなエンディングも楽しんでもらえると思っています。シナリオ系を謳っていますので、その辺もじっくりと作品の世界を楽しんでもらえたらうれしいですね。
『夏の色のノスタルジア』読ませるストーリーとエロの傑作!減少しつつあるシナリオゲーでエロゲー界に一石を投じるのページです。おたぽるは、PCゲーム、ゲーム、エロゲー、抜きゲー、Circus、萌えゲー、霜月はるか、君が望む永遠、シナリオゲー、ロープライス、泣きゲー、エロゲー、AIR、インタビュー、Kanon、ONE、夏の色のノスタルジア、MOONSTONE、Fate/stay night、Key、美少女ゲームの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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