いよいよクライマックス突入! 史上最大スケールの三部作スタートの『トッキュウジャー』第39駅

――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー! これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『烈車戦隊トッキュウジャー
第39駅「終わりの始まり」

【今週の極私的見どころ!】
 復活目前!? 久しぶりにグリッタ嬢(CV:日高のり子)の台詞来たーーっ!

 第23駅以降は闇の皇帝ゼット(演:大口兼悟)に取り込まれ、すっかり影が薄くなっていた我らがグリッタ嬢。だが、今回はゼットの闇の力が弱まっているということで、ノーベル賞受賞の青色LED並みにはっきりと実体化、おまけに久しぶりの長台詞も来ましたよ! しかも次回予告では、なぜかレインボーラインに乗車する姿まで!! 前半ではミオ(演:梨里杏)やカグラ(演:森高愛)をさしおきメインヒロインとまで評されたグリッタ嬢だけに、一刻も早い復活とクライマックスでの活躍を期待したい。

【今週のオススメ度】
★★★★★
(前回のあらすじはこちら)

 年の瀬も迫り、クリスマスの準備を進めるトッキュウジャーの面々。ワゴンさん(CV:堀江由衣)曰く、この時期は街にイマジネーション(うふんな想像)があふれるので、シャドーラインの活動が衰えるのだとか。ライト(演:志尊淳)たちは、明(演:長濱慎)にもクリスマスを体験させてやろうと連絡をとってみたが……。

「トッキュウジャーのリア充っぷりに絶望した!」「うふんな想像は、ともかくゲヘへな負のイマジネーションなら大量放出してる」どちらかというと大きなお友達は、トッキュウジャーよりシャドーラインに激しく共感する人が多いみたいですが、トッキュウジャー史上最大のスケールで展開するクリスマス三部作の始まりです。

 かつて時がくれば、その軍門に下るとシュバルツ将軍(CV:壤晴彦)と約束した明。そして、その時が来ました。シュバルツ将軍は、闇の力が衰えるこのクリスマスこそ闇の皇帝ゼットに叛旗を翻す絶好のチャンスと考えていたのです。連絡が取れなかった明を心配して、ビルドレッシャーに向かったライトたち。しかし、そこにはもう誰もおらず、明が書いた「ドリルレッシャーでシャドータウンをさがすほうほう」が書かれたメモが残っているのみ。さらに明がいつも被っていたヘルメットが置き去りにされているに至り、これはただ事ではないとライトたちも心配し始めます。しかし、ヘルメットをして「もはやこっちが明くんくらいの勢い」って、そんなこと言ってるから出て行ったんじゃないかという気もしますが。

 そんな中、街にシャドー怪人が出現します。闇の力が減っているこの時期に何故? おまけに出現したのは、記念すべき第1駅のバッグシャドー(CV:江川央生)に、明と初めて一緒に戦った第18駅のリングシャドー(CV:三宅健太)、第5駅のバケツシャドー(CV:中村大樹)と、一度は倒したはずの怪人ばかり。実はこれ、闇を集めてやられた怪人を再生するシャドー怪人・ボセキシャドー(CV:龍田直樹)の仕業だったのです。

 闇を集めるどころか集めた闇を勝手に使っちゃう、働かないでギャンブルに走っちゃうお父さん並にごくつぶしな怪人のため、地下牢に幽閉されていたのですが、どうやらノア夫人(CV:久川綾)の手引きで解放された模様。よせばいいのに、やる気を出してどんどん怪人をリサイクルしていくものだから、ただでさえ少なくなっているシャドーキャッスルの闇が大幅にダウン。これはタマランと、ついにモルク侯爵(CV:鈴木れい子)自らボセキシャドーを止めるため、地上界に乗り込んでいくことにしました。

 ちなみに、ここでシャドーキャッスルの闇が減少してるのを表現するのに、幕に隠れた皇帝ゼットの玉座から一筋の羽がするりと舞い降りてくるシーンがあるのですが、「なんでもねぇ」と強がるゼットの台詞も含めて「『鶴の恩返し』にしか見えない」という意見がネットで多数見受けられました。トカッチ、明に続いてトッキュウジャーの年長組、主に腐女子層に大人気です。

いよいよクライマックス突入! 史上最大スケールの三部作スタートの『トッキュウジャー』第39駅のページです。おたぽるは、特撮その他の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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