いよいよクライマックス突入! 史上最大スケールの三部作スタートの『トッキュウジャー』第39駅

 そんなボセキシャドーがせっかくリサイクルした怪人たちですが、「こいつらみんな最初に戦った時ほどじゃない」と、次々とトッキュウジャーに撃破されてしまいます。はい、スーパー戦隊あるあるネタ「再生怪人は弱い」公式認定いただきました! シャドー怪人襲撃が一段落して、また明の心配を始めるライトたち。ミオは、明が自分たちと距離を置いていたのではないかと、語り始めます。

「明くん、いつまで経っても、私たちのことトッキュウジャーって呼ぶじゃない……まあ私もそんなに気にしてなかったし」

 結構ファンの間では前からネタとしてあがっていたのですが、どうやら当人たちは気にしてなかったようです。かわいそうな、明。

ミオ「でもホントは、ちゃんとつっこまなければいけなかったのかも」

トカッチ(演:平牧仁)「僕も、ちゃんと話聞いとけばよかった」

ヒカリ(演:横浜流星)「明がちょっと変なのは、いつもの事になってたし」

カグラ「私なんか、変とも思ってなかった」

 ……反省してるはずなのに、なんだか明をdisってるように聞こえてしまうのは気のせいでしょうか。

 そこに闇のムダ遣いでお仕置き中のボセキシャドーとモルク侯爵が乱入。闇減りで力が出ない二人に、トッキュウジャーがダイカイテンキャノンのハイパー5連結クラッシュを喰らわせると、お約束通りボセキシャドーが巨大化。さらにボセキシャドーは、明が初めて笑った時に戦ったジャックインザボックスシャドーなど巨大怪人を次々と再生します。思わず明との思い出に浸り始めるトッキュウジャーの面々。その隙を乗じて攻撃を繰り出す、巨大再生怪人たち。おお、闇をムダに使うしか能のないヤツだったボセキシャドー、意外に頭脳派? と、思ったら、我に返ったトッキュウジャーたちが、トッキュウオー&ディーゼルオーからのトッキュウオーカーキャリアタンク、ディーゼルミサイル、ポリスレッシャーの連続攻撃。そして超トッキュウオーポリスからのポリスキャノンと、サポートレッシャー&合体技を惜しげもなく投入して物量戦で圧勝。よし、クリスマス商線第一陣のノルマは果たした。

 一時は勝利に沸くものの、明がいないことに違和感を覚えたトッキュウジャーは、改めて明を探す決心を固めます。その時、シュバルツ専用クライナーの出現を感知したライトたちは、明の手がかりを得るため、接触を図ります。ところがクライナーから降りてきたのは、当の明本人でした。明はレインボーラインを抜けてシュバルツと組むと宣言すると、皆の前でトッキュウ6号に変身したのでした……。

 久しぶりのグリッタ嬢復活、明の転向、シュバルツ将軍の決起にノア夫人の反逆と、これまで張られてきた伏線が一気に集結して、クライマックスへ加速していく感じがハンパない39駅でした。良い子のみんなへのクリスマスプレゼントは、トッキュウジャーに復帰した明の笑顔になるのでしょうか?

 さて烈車戦隊トッキュウジャー。勝利のイマジネーション! 出発進行!! 次の停車駅は、皇帝ゼットを倒すため、シュバルツと共にキャッスルターミナルに乗り込む明。明を救うため、ライトたちもその後を追うが……トッキュウジャーと6号、6号とシュバルツ、ゼットたちとノア夫人、それぞれが味方であり敵でもあるという複雑な関係で激突する第40駅「誰があいつで あいつが誰で」です。おまけに次回予告ではなぜか皇帝ゼットが「トッキュウチェンジ」? その真相が気になる人も、そうでない人も、乗り遅れのないよう、ご注意ください!!

 EDの列車紹介はJR西日本・JR九州「N700系7000番台、8000番台」、秩父鉄道「7000系」、叡山電車「(900系)きらら」でした。

(文/雑賀洋平)

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