“シューター歓喜”!! 雷電シリーズ新作『雷電V』が来年リリース! 今だからこそ遊びたい『雷電』を振り返る

 本作のBGMのいくつかは、2007年にリリースされた『雷電IV』でも聞くことができます。作曲者の佐藤豪さん自らによる新しい形となっているのですが、『雷電II』・『雷電IV』、ともにテンションの高まる仕上がりです。私が好きなのはLEVEL7で流れる「Flap toward the hope」。このステージはかなりきついんですが、音楽での盛り上がりにより、乗り切る気力が沸いてきますね。

 ただ、私の腕では悲しいことに、コンティニューを使用しないとここまでたどり着けません。(注:参考までに私の腕ですが、今年から弾幕STGゲームを始め、彩京からリリースされたドラゴンブレイズという縦スクロールSTGを、5機設定にし、1クレジットALLまで3ヵ月ほどかかった感じです。毎日やっていたわけではないので厳密な時間は把握しておりませんが……。)

『雷電DX』“万人におススメできる完成度の高いSTG”
【おすすめ度:★★★★☆】

 1994年にセイブ開発が制作・販売したアーケード用STGゲーム。『雷電II』のゲームバランスを調整した、リメイク・バージョンアップにあたる作品です。練習・初級・上級と3つのコースに分かれ、隠し要素など数多く盛り込まれて、遊びやすさがアップした作品になっているのが特徴になります。

 初級コースは全5面、それでいて『雷電II』に比べかなりマイルドなので、遊びやすいです。そして雷電DXと言えば練習コース。一見、普通のコースで、やっている人ならサクッとクリアできちゃいます……が、ある条件“ノーミス・ノーボンバー・レーダー破壊率100%以上・敵破壊率99.0%以上”を満たすと上級者向けのコースに突入できます。また、レーダーには金・銀・赤の3種類があるのですが、レーダー破壊率100%を達成するには“金レーダー”でとらなくてはいけない上に、レーダーを金色で出現させる手順が複雑! 私は2つ目までしか取れたことがありません……。

『雷電IV』“美麗なグラフィックと熱い音楽、そして興奮が帰ってきた”
【おすすめ度:★★★☆☆】

『雷電IV』は2007年にモスが開発し、リリースはPIC(旧パサデナインターナショナル)となるアーケード用STGゲーム。2014年5月には、「OverKill Mode」を追加した『雷電IV OverKill』が発売されています。

『雷電IV』には、『雷電II』の音楽が新たな形で登場しつつも新曲が満載!音楽にハマった私は、Xbox 360本体を持っていないにも関わらず、同梱のサウンドトラックCD“雷電IV Ultimate of Raiden”目当てにXbox 360版を買ってしまいました。

『ライデンファイターズJET』 “スピーディ&エキサイトのリズミカルSTG”
【おすすめ度:★★★★★】

『雷電』シリーズと異なる要素を持つ『ライデンファイターズJET』! 全体的にスピーディなんですよね。加えて、ボーナスや勲章といった稼ぎ要素も満載です。勲章を出現させて、それを育てていく楽しみや自機と一緒に最大2機まで戦ってくれる“スレイブ”など、ひと味違う点が楽しめます。それと、作曲家・橋本泰弘さんによるテンポが速くノリの良いBGM。この音楽に引っ張られる形で、プレイしている間興奮し、心臓の鼓動が速くなってしまいます。

『ライデンファイターズシリーズ』は3作存在し、2008年3月に、Xbox 360用として3作をまとめた移植作『RAIDEN FIGHTERS ACES(ライデンファイターズ エイシズ)』が発売されています。しかし現在はダウンロード版の販売が終了、そしてパッケージ版も廃盤になってしまったため、中古での価格が非常に高騰しているのです。

『バイパーフェイズ1』“移植が待たれる、隠れた名作STG”
【おすすめ度:★★★★★】

『雷電シリーズ』の単発派生作となるバイパーフェイズワンですが、移植が存在しないため、基板でしか遊べません。私はたまたまゲームセンターで見かけ、運良く遊んでみることができました。OLD.verとNEW.verがあり、私が触ってみたのは後者になります。音楽が非常に爽快でメロディアスなことも特徴で、遊びながら聞いていると、うっかり口ずさみそうになります。

 クレジットを入れてスタートすると、自機の発射に合わせてイントロがタイミング良く合う作りになっています。ですから、始まりからテンションが上がるんですよね。さらに、敵を破壊したときの効果音がいい! 深みのある「ボーン」という音で“敵を破壊”したことがダイレクトに伝わってくるのがたまりません。いつか、何らかの形で移植がされることを願っています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 STGゲームって奥が深くて楽しいんですよね。しかし今は、STGの新作リリースが珍しいというシューターにとっては暗闇のような時期を迎えています。そんな中リリースが決まった『雷電V』。そして「Steam」で配信開始した『雷電Ⅲ』。2015年を楽しみにしながら、ゲームセンターや家庭用などさまざまな形で、改めて旧作を遊んでみるのはいかがでしょうか?
(文/らくしゅみっくす)

雷電IV

雷電IV

マニアでなくてもおすすめ

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