――なぜ日本ではかなまら祭りのようなものがあるのに、“まんこ”がワイセツだとされていると思うか。
ろくでなし子「私も、それがなぜかを問いかけるために活動をしている」
――女性の(性器)がワイセツだとされているのは、差別ではないのか?
ろくでなし子「女性差別ではないかと思います。はい」
――配布したデータは、作品のようになにか加工したものではなくて、そのままスキャンした作品になる前のものなのか?
南「まず、型をとって作ったけれど、それを3Dスキャンしたものだよね」
須見「まさに人体のその部分の3Dデータです」
――データを配布した意図は?
ろくでなし子「私の『女性器がワイセツだという日本の常識がおかしい』という信念に賛同してくれた方が、資金を支援してくださって、その方たちに記念品というか、お礼です」
――これから起訴される可能性は。
山口「起訴される可能性なんですけど、東京地検に聞いてください」
――起訴された場合は、最高裁判所まで争いますか?
ろくでなし子「はい。その覚悟です」
――さきほど、これが女性差別だという発言がありましたが、これが男性の性器だった場合はどうだったと考えますでしょうか?
ろくでなし子「私はあくまで女性器のアーティストですので、男性器についてはあまり考えたことがありません」
――女性器がワイセツだと思われている状況がおかしいという意図で作品を制作されているということですが、世間では女性器がワイセツだと思われていると理解しているのであれば、これまで警察当局から捜索される危惧があったのではないか。
南「世間がワイセツだと思っているんだから、逮捕されると考えていたのではないかという質問」
ろくでなし子「私はそのようには考えておりません。私自身が自分の性器をワイセツだとは思っていないからです」
改めて逮捕の不当性を表明 「ろくでなし子さん 勾留からの釈放に関する記者会見」詳報のページです。おたぽるは、その他、ホビー、山口貴士、表現問題、ろくでなし子の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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