アニメシリーズ 『Levius レビウス』機械を融合させて戦う機関拳闘バトルが熱い第1話

アニメシリーズ 『Levius レビウス』公式サイトより

 人体と機械を融合させて戦う機関拳闘という格闘技が存在する世界。主人公のレビウスは、装備を破壊されながら辛くも勝利を収めていた。

 現代の横浜赤レンガ倉庫のような場所で、レビウスは練習を行っていた。そこにいたのはトレーナーであり伯父であるザックと技師のビル。レビウスがつけている機械のメンテナンスが行われる様子が描かれる。沢山のコードをつないで蒸気を送り、強度などの様子を見ているようだ。メンテナンスには痛みも伴うようで、どのような仕掛けになっているのか興味深い。

 レビウスの専属技師であるビルは、レビウスに片腕だけでなく両腕を義体にした方がいいのでは? とアドバイスをするが彼はそれをなんとなく聞き流してしまう。そのつもりはあまりないようだ。

 彼はメンテナンスが終わると一度家へと立ち寄る。家には晴れることがない空を見つめ続ける祖母。その後向かった病院には、寝た切りの生活の母がいる。枕元に飾られている写真から見るに、父は軍人だったようだが、彼の過去に一体何があったのか。フラッシュバックで思い出される映像は、どこか悲痛な物ばかり。このあたりは段々と明かされていくのだろうか。

 母の元から戻るとまたしても練習再開。どうやら、前回の闘いで繰り出した技が、ハズしたら命の危険すら感じる代物だったらしく、トレーナーのザックからたしなめられる。だがレビウスは実戦で使わなければ意味がないのだ、と反発。体で覚えるしか上達の道はないという至極真っ当。だが、トレーナーとしては心配するのも当然。両者が正論を言うため歩み寄りはない。

 そして次の試合が始まる。観客はどちらが勝つのかを賭けているようだ。今回の予想では対戦相手のアンダーソンの方に人気が集中。だがレビウスはそれを気にする素振りもなく、もくもくと準備を進める。

  ボクシングのような機関拳闘。このバトルシーンはかなり見ごたえがある。動きの一つ一つが細かくかつダイナミック。固い機会がぶつかり合う事で部品が取れたり破損したりしてしまうようだが、少しずつメンテナンスをしながら試合は進んでいく。

 今回もレビウスが勝利。だが、レビウスは嬉しそうな表情もガッツポーズもしない。途中までかなり押されたため納得できていないようだ。

 この機関拳闘を通して、彼を取り巻く世界をもう少し深く見ていきたい。

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