スマートフォンで様々なサイトを見ていると、どうしてもウザイ広告に出会うもの。広告を消す「×」が驚くほど小さく押しにくかったり、トラップのような広告は多いもの。とりわけアダルト系やまとめサイトを見ていると、そんな広告に出会う確率が高い。
そんなの見なければいいとはいうのだけれど、やっぱり好奇心は消えない。ゆえにウザさと怒りは加速していく。
日本インタラクティブ広告協会が実施した「2019年インターネット広告に関するユーザー意識調査」でも、その煩わしさに怒る人が多いことも明らかになっている。
この調査では広告を「しつこい/不快」「邪魔な/煩わしい/うっとうしい」と思う人が、テレビやラジオ、新聞広告では2〜5%なのに対して、ネット広告では29〜38%もの高い割合になっている。要はネットユーザーの3割近くは常にネットの広告に怒っているのである。
さらに嫌悪感を感じる事例としては「何度も表示される」「記事の合間に表示される」といった誰もが感じる怒りのポイントが上位に挙げられている。
実際、ネットの広告に関しては困惑している人も多い。たとえばターゲティング広告も実際にターゲティング出来ているかは結構曖昧。芸能系のまとめサイト程度しか見ていないのに、エロ要素が多いマンガ配信サイトの広告が表示されたりする例もある。「そんなのをみなければいい」といってしまえばそれまでなのだが、やっぱりはた迷惑である。
でも、そうした広告が消滅しないところを見ると、やっぱり広告効果が高く需要があるのも事実なのだろう。
(文=大居 候)
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