自分が“モブ”だと気づけなかった主人公と、個性的な女の子たちの学園青春ラブコメディー『俺を好きなのはお前だけかよ』。特別編がオンエアされた。
今回は特別編ということで、ダイジェスト総集編のような作りになっていた。進行を勧めるのはジョーロと今まであんまり出番がなかったたんぽぽ。
このたんぽぽ(CV.蒲田公英)がマジで何を言っているのか分からない。実に不快な声で、特別編が全く楽しめなかった。かわいい声なのだが、活舌は悪いし、キャラ声を意識しすぎているからか聞き取りづらい。なんでこの人選んだの? という状態。
基本的な進行はジョーロ役の方がやるのでいいのだが、その相槌すらも違和感があった。もっとメインキャラとか、他にもまだちょっとしか出ていないキャラもいたのに残念である。
過去のあらましを振り返ってみると、あの1話の衝撃的な内容を改めて思い出す。平凡なラブコメ作品かと思いきや全部その裏に裏に潜っていく手法。全員が自分じゃなくて親友が好きだったという展開からのドタバタ劇。毎週必ず新キャラが出てくるなど、飽きさせないような工夫も随所にこらされ、かつヒロインがみんなかわいい(たんぽぽ以外)。
時折挟み込まれる中の人情報も聞きごたえがある。初回は同じ下りが3度ほど用意されているために、それぞれの取り組み方が違っていたらしいということや、方言のあるキャラクターは一次審査で満場一致で決まったなど色々だ。
ジョーロ役の中の人については本人だからか言及されなかったのが残念だが、こういった裏話をコミカルに語られるのが総集編のいい所だ。
これまでの話数の中に1期、2期というのがあったようだ。毎回感動で終わる回は「いい最終回だった」と締められてて納得していた。これから最終期に向けてもう一波乱以上ありそうだが、きちんと収めて終わってほしいものである。
たんぽぽがパンジーや葉月(ホース)と過去に関わりがあったような物言いをしていたが、これから葉月がどうかかわってくるのかは気になるところだ。個人的にパンジーが好きなので、彼女とジョーロのかかわり方が、どう変わっていくのかも見どころだ。
(文=三澤凛)
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