アニメ『俺を好きなのはお前だけかよ』ポロリありの水着回！脱げるのはひまわりか、コスモスか、パンジーか、それとも？第７話

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　自分が“モブ”だと気づけなかった主人公と、個性的な女の子たちの学園青春ラブコメディー『俺を好きなのはお前だけかよ』。第７話がオンエアされた。

「俺は意外な一面を知る」

　遂に来たぜ、この時が！　花舞展をやり遂げた俺達に訪れた束の間の休日。行く場所なんて一つしかねぇ！　そう、プールだ！　いつもはKYなパンジーも、今回ばかしはしっかりと空気を読んだしな！　煌めく肢体！　物理法則を無視した素敵な水着！　勝った奴が俺を煮るなり焼くなり好きにできる勝負！　……ねぇ、最後のおかしくない？　どうして、平和に過ごさせてくれないの？　ま、いっかぁ！　だって、女の子達が俺のために色々とやってくれるんだもん！　つうわけで、素敵極まりない水着回の始まりだぜ！　もちろん、ボロリもあるよ！

　ジョーロの母親が出てきた。彼の周りの女性キャラクターのあだ名は全て花の名前だったが母親も例外ではなかった。というかキャラのパンチが強すぎだ。

　見た目の印象は結構年齢が上に見えるのだが、声が田村ゆかり。絵と声があっていないし　テンションがあっていない。見た目に合わせた声にするか、声に見た目を合わせてほしかった。
　
　冒頭でこのインパクトを保ちつつ、今回なんと水着回！！　どこもかしこも見どころだらけの回である。

　ジョーロの家にパンジーがやってきてそこからプールへ！　オリジナルの水着を着せたいという欲望がだだ漏れになっている。製作者の欲望がだだ漏れなのは逆に好ましい。みんなが幸せになれる欲望の具現化。

　水着回ってやっぱり視聴率上がるのだろうか。春夏秋冬どのクールでもこういった恋シュミ系のアニメには欠かせない。そこにもっていくための必然性を作るのも、毎回大変そうではあるが。
　
　ヒロイン三人は、ひまわりはかわいい系、コスモスはきれいなお姉さん系、パンジー露出高い系と三者三様の水着。とりわけパンジーの露出がやばい！　毎回変装して地味に装っていた分インパクトも大きい。

　普段はパンジーに対して当たりが強いジョーロも鼻の下伸びまくり。パンジーと知らなかったときは一目ぼれしていたくらいなので、やはりこのプロポーションはたまらないのだろう。

　3人は誰がジョーロを一番楽しませることができるか、という勝負を行う。一番楽しませることができた人が、ジョーロに言うことを聞いてもらえるという謎のご褒美。それぞれがジョーロとしたいことを楽しむというハーレムでない限り、起こりえないシチュエーションだ。根がアレなジョーロはもちろん、心の中でガッツポーズ。そういうゲスい所、嫌いじゃないよ。

　ひまわりはウォータースライダー。体を密着させて乗るウォータースライダーにニヤケ顔が止まらないし、こういった動きが激しいアトラクションは水着で乗ったらポロリがセオリー。そんな期待をしていたら、ポロリはひまわりではなくジョーロに起こる。誰得だよ！！　と誰もが突っ込みたくなる展開を救ってくれたのは、サンちゃん。さっそうと現れて脱げたジョーロの水着を無事回収してくれた。

　お次はコスモス。一緒にイルカボートに乗って流れるプールを一周したいご様子。密着してイチャイチャしながら乗るバカップルにしか乗れないあれだ。

　しかし乗る前に居合わせた子供たちに冷やかされたことにより、コスモスは妄想の世界に突入。ジョーロはひとりさみしくイルカに乗ることに。かなりさみしい絵面になってしまったのを救ってくれたのはまたもやサンちゃん。

　最後はパンジー。彼女はジョーロと温泉に入りたいということで二人で温水プールでまったりと。ここではお互いに今の状況まで進めたことの感謝を述べ合うなど親密な雰囲気に。

　しかし、パンジーの度重なるストーキング行為の恐怖を知らしめられる結果となってしまって疲弊してしまうジョーロ。そんな窮地を救ってくれたのはやっぱりサンちゃん！！　

　こうして、ジョーロを一番楽しませ、一番心をつかんだのはサンちゃんということに。なかなかジョーロ好みの無条件に自分に優しくしてくれる女性などいないという結論にたどり着いた。

　ジョーロは気付いていなかったがプールで出会った派手な髪形の女子は、隣の席のサザンカで知らず知らずのうちに彼女にも影響を与えていた。しかし彼女との話を引っ張って終わるかと思いきや、突如ジョーロ好みの転校生が彼のクラスに転校してきて、さらにジョーロに尽くすという僕っ子が現れた！！
　
　どんどんハーレムものになってきたのに、一般的なハーレムものにはしないだろうな。いったい彼女はどうなるのか！？
（文=三澤凛）