「スマブラって格ゲーなの?」『スマブラSP』の“世界一売れた格ゲー”報道に議論勃発!

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』公式サイトより

 Nintendo Switch向けソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の全世界販売本数が1,571万本に到達。一部海外メディアが“『ストリートファイターⅡ』を抜いて世界一売れた格闘ゲーム”と報じ、『スマブラSP』のジャンルを巡る議論へと発展した。

 昨年12月に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は、スマブラ史上最大規模のファイター、ステージ、アイテム、楽曲数を誇る対戦アクションゲーム。任天堂は公式サイト上で「主要タイトル販売実績(2019年9月末時点)」として同作の全世界連結累計販売数量を1,571万本と掲載している。

 一方の『ストリートファイターⅡ』は、カプコンより『ストリートファイター』の正統続編として1991年にアーケードゲームとして登場。翌年にはスーパーファミコンをプラットフォームとした家庭用ゲーム版が発売され、『ストⅡ』の愛称で親しまれながら“対戦格闘ゲーム”というジャンルを確立。その後も『ストリートファイターⅡ TURBO』『スーパーストリートファイターⅡ』などのタイトルが発売され、これら派生作品含め1,550万本の売り上げを誇っていたが、それが塗り替えられた形だ。

 記録的な世界販売本数を示した『スマブラSP』に、ネット上では驚きの声が続出。「まさかストⅡの記録が抜かれる日がこようとは」「長年築き上げたストⅡの記録を販売1年で抜くとかスマブラSPとんでもないね」「やっぱり任天堂に敵うゲーム会社はないということか」などの反応が寄せられている。

 また、『スマブラSP』が海外メディアで“格ゲー扱い”されたことで、「スマブラは格ゲーか否か」という議論も発生する状況に。ゲームファンからは「公式がスマブラは『対戦アクションゲーム』と明記してるんだから“格ゲー世界一”はおかしい」「なんで対戦アクションゲームと格闘ゲームが一緒にされてるの?」「スマブラは乱闘であって格闘とは違う」といった否定派の声が続出。その一方で「世界的に見ればスマブラが格ゲーと認められている証拠」「格ゲーって対戦ゲームのサブジャンルでしょ? だったらスマブラもストⅡも大枠では一緒だと思うけど」と肯定する人も多い。

『スマブラSP』のジャンル分けを巡って発生した思わぬ議論。いずれにせよ『スマブラSP』が叩き出した販売記録は、ゲーム業界にとってビッグニュースであることは間違いないだろう。

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