帰還を賭けたリアル脱出ゲーム『ナカノヒトゲノム』の実況が今始まる !!
第2話「BORN THIS WAY」
パカと名乗る謎の男の指示で、カウンターが一億をまわるまで様々なゲームのリアル実況を強いられることになったアカツキたち。
今回は恋愛育成シミュレーションで、卵から産まれる女の子と学園のアイドルの仲を取りもつのがクリア条件。
ゲームに参加したアカツキ・ヒミコ・アンヤ・マキノは協力し卵を温める。
ひび割れた卵から生まれたのは……。
今回のゲームは「トキメキエッグ」という育成型恋愛シミュレーションゲーム。卵から孵化するところから始まる結構大変なゲームだが、メンバーの中には育成ゲームマニアのヒミコ、恋愛ゲームマニアのマキノがいる。これは勝ったと思いきや……?
【実況】と付くからには、現在起こっている彼らの状況に何某かの実況者がいるのかと思っているのだが、いまは彼らのゲームを見守っているだけである。視聴者はずっとLIVE映像を観ているだけなのだろうか。それとも実況をしている誰かがいるのだろうか。
まだ謎の残るこの実況ゲーム。当の「トキメキエッグ」いよいよ卵が孵るというさなか、プレイヤーの好みが反映されるということで、それぞれが好みの女性を思い浮かべるが、その中におかしい発想をした人物がいたせいで、生まれてきたヒロインは、アフロパンダで東北訛りのある女子高生。これから学園一のアイドルを落とさなければならないとなると、だいぶハードルの高いスタートとなってしまった。
でもこのアフロパンダ・ムラサキめっちゃいい子! 少々自分に自信がないところがあるが、周りをよく見て気遣いもできて家族思いで優しい。哀しいことがあると自分のアフロをむしっちゃうのが欠点。
そして、ムラサキが恋するの学園のアイドルはイケメン教師・源氏ヒカル。表の顔はキラキラした優しい先生だが、裏の顔は学校で酒を飲み、もらったプレゼントを足蹴にするような最低男だ。
しかしムラサキは攻略のためにも源氏に喜んでもらおうと、パンダのカップケーキを作成する。もちろんもらった源氏はそのカップケーキを踏みつけてしまう。しかし、最後にはムラサキの優しさが源氏に届き、恋愛EDではないものの好感度が上がって一件落着となった。
何よりもアフロパンダのムラサキをはじめ、源氏すらもマキノを一目見た瞬間に恋に落ちてしまったのが今回のハイライト。5秒で男女問わず落とす魔性の男・マキノ。リアルで恋愛シミュレーションゲームをやろうとすると、一番参加してはいけないメンバーなのではないだろうか。
毎回ゲストキャラクター(ゲーム内キャラクター)との別れのシーンは、色鉛筆みたいなトーンで良い感じに終る。しかしゲーム内のシーンが駆け足なので、感動までに至るには少々弱い。ムラサキはかわいかったが、イラストでその雰囲気だけを出そうとされると少し白けてしまう。
今回のゲームクリアで視聴者が大分増えていたが、多分増えたのはムラサキの育成部分ではなく、カリンとユズの入浴シーンによるものだろう。いったいどんな風に誰がこのゲームを視聴しているのか……。
謎ばかりで怪しいパカを追って【探検】に出かけたカイコクは、何か発見することはできたのだろうか。次週は一体どんなゲームが彼らを待ち受けているのだろうか。
(文=三澤凛)
『ナカノヒトゲノム【実況中】』恋愛シミュレーションゲームで実況も、一番の注目はカリンとユズの入浴シーンだった第2話のページです。おたぽるは、漫画、アニメ、作品レビュー、マンガ&ラノベ、恋愛シミュレーションゲーム、ナカノヒトゲノム【実況中】の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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