『ちびまる子ちゃん』ひろしは“理想の父”!? たまちゃんのまさかの発言に「世も末かな」

 6月30日放送のTVアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)では、たまちゃんの思わぬ発言が話題に。今回もネット上で大反響が起こっていたので、ネット民の声と共に内容を紹介していこう。

 話題のエピソードは『たまちゃんの置き手紙』の巻。同話では、『ちびまる子ちゃん』随一の常識人・たまちゃんがフィーチャーされた。ある学校の帰り道、いつになく上機嫌なたまちゃん。どうやらお父さんのカメラが修理中のため、たまちゃんにとって束の間の平和が訪れているらしい。

 しかし日曜日、たまちゃんの予想よりも早くカメラの修理が終わってしまう。案の定たまちゃんのお父さんは、今まで溜まっていたカメラ熱を爆発させる。たまちゃんが嫌がっているにも関わらず、カメラをパシャパシャパシャパシャ……。たまちゃんはついに堪忍袋の緒が切れてしまい、家を飛び出すのだった。部屋に「しばらく出かけます」と置き手紙を残して。

 たまちゃんがひとり公園で佇んでいると、そこに偶然まる子が通りかかる。たまちゃんは何もなかったように気丈に振る舞うも、まる子は何かを察した様子。「たまちゃん、うちに来る?」と誘い、たまちゃんを自宅へ招いた。

 しばらくまる子の部屋で遊ぶふたりだったが、たまちゃんはどことなく元気がない。まる子が意を決して事情を尋ねると、たまちゃんから「まるちゃんのお父さん、いいな」とまさかの発言が飛び出した。じつはまる子の部屋に向かう途中、テレビを見ながらくつろぐひろしの姿を眺めていたたまちゃん。まる子たちに干渉しないひろしが羨ましいようで、たまちゃんは「うちのお父さんもまるちゃんのお父さんみたいだったらいいのに……」「まるちゃんの邪魔したり、嫌がることしないじゃない」と言葉を続けた。

 たまちゃんの思わぬ発言に「えぇ~、うちのお父さん!?」と仰天するまる子だったが、これには番組視聴者からも「たまちゃん的には何もしないひろしの方がマシなのか」「まさかひろしが友達から羨ましがられる日が来るとは……」「ただぐうたらしてただけなのに“いいお父さん”と評されるひろし。世も末かな」と驚きの声が続出。

 しかしそんなたまちゃんも、最後は自分のお父さんに感謝しながら同話に幕を下ろす。というのもたまちゃんの気持ちが変わったのは、まる子の言葉がキッカケだ。事情をすべて聞いたまる子が「おじさんさぁ、たまちゃんが本当に大好きなんだね」「おじさんにたまちゃんを嫌いになれって言っても無理だしね」と発言すると、今まで収まらなかったたまちゃんの怒りが一変。“お父さんのカメラ熱も自分を好きだからこそ”と悟り、その後無事にお父さんと仲直りを果たすのだった。

 お父さんの異常な愛情が火種となった今回の一件。最後はたまちゃんにも父の愛がしっかりと伝わったようだ。

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