因果応報――まさにアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』(TOKYO MXほか、以下、『このすば』)のためにあるような言葉ではないだろうか……。
第5話『この仮面の騎士に隷属を!』は、前話・引きからの続き、“出セナさん”(声:生天目仁美)=「サトウカズマっ!」の怒声からスタート。OPはカットされており、通常のアニメであれば、主人公たちが決死の覚悟で強敵との決戦に赴くとか、主要な仲間に死が訪れるとか、大きな変化がある重要なエピソードが始まるのだなと身構えてしまうが、カズマ(声:福島潤)たちは、普段どおりのいたって緊張感のない掛け合いを展開。OPカットは一体なんだったのか、と思ってしまうほど。
セナさんがなぜカズマたちを探していたかというと、第4話でキールダンジョンの主を浄化し結界を張ったアクア様(声:雨宮天)のおかげで、ダンジョンに戻れなくなったモンスターたちが街を襲っているという。久しぶりに女神様らしい一面を見せ、いいことをしたはずなのに、なぜか倍以上の悪い結果を引き起こすアクア様に、カズマが「この馬鹿がー!」「活躍の差し引きをマイナスにしないと気がすまないのか!」と叫びたくなるのも納得である。
アクア様の仕業とセナにバレないように、キールダンジョンの結界を消しに来たカズマたちだが、爆裂魔法しか使えないめぐみん(声:高橋李依)は洞窟では役立たずなため同行できず、またお留守番。アクア様に至っては前回カズマにダンジョン内で置いて行かれたことがトラウマとなっていたようで、ここにきてスイッチがオン!
アクア様には申し訳ないけど、涙を流しながら「いや~! いや~!!」と言ってるくだりが、演じている天ちゃんもノリノリで演じているように感じられてグッド! なおダンジョン前にはサイバイマンのごとく人に抱きついて自爆する物騒なミニキャラ(モンスター)も存在。アクア様が巻き添えになって倒れるのだが、やっぱり“はいている”のか、そうでないのかよくわからない……。
【アニメレビュー】「私を置いて先にいけ」――ダクネス重傷のシリアス回!? 二心同体の会話が面白すぎた『このすば』第5話レビューのページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、このすば、茅野愛衣、雨宮天、高橋李依、この素晴らしい世界に祝福を! 2、17年1月アニメ、福島潤、西田雅一の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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