【アニメレビュー】ベテラン・飛田展男が存在感! そしてダ女神様・エリスがマジ女神だった『このすば』2期3話レビュー

【アニメレビュー】ベテラン・飛田展男が存在感! ダ女神様・エリスがマジ女神だった『このすば』2期3話レビューの画像1TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』公式サイトより

 1年前、確かにそこに存在したものが見る影もなくなってしまった光景はどこか物悲しいものである――。

 第1期の4話からめぐみん(声:高橋李依)が1日1回、爆裂魔法をアクセルの街から離れた場所でぶっ放す“日課”を続けていたという描写から始まるTVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』(TOKYO MXほか、以下、『このすば』)3話『この迷宮の主に安らぎを!』。

 あの時、健在だったデュラハンさん(声:安元洋貴)の根城の廃城も、“頭のおかしい爆裂娘”が爆裂魔法を連発したおかげで、ほぼ跡形もなくなっているカットがチラリ。微妙にめぐみんが成長したことや、1年前のことを忘れてないスタッフさんたちに、初っ端から胸がちょっと熱くなってしまう。さらに細かく、爆裂魔法禁止と書かれているであろう看板も追加されており、初っ端から笑わせてもらった。

 さて、2期1話の裁判で12億4000万エリスという国家予算級の借金を負ったことを思い出したカズマ(声:福島潤)。生活もままならないと、ダンジョンのクエストに挑もうと提案するのだが、めぐみんは洞窟では爆裂魔法を撃てないと大反対。

 しかも、アクア様(声:雨宮天)に至っては「牛乳パックを折りたたむ仕事の単価を上げてもらった」と涙ぐましい内職をしていたり、「野菜の叩き売りをするバイトを“あまり”休まず行ってる」と、ツッコミたくなるようなことを言い出す始末。

 そんなこんなで、仲間の声を無視し、すでに冒険し尽くされたという「キールダンジョン」内で新しく発見されたルートを調査するというクエストを受けるカズマ。ついてくるなと言っても勝手についてきたアクア様と一緒に探索をスタート。

 ところが洞窟内ではアンデッドがウヨウヨ。こうなるとアークプリーストであるアクア様が無双。バッタバッタとアンデッドたちを浄化、カズマも千里眼、敵感知スキルを発動させ、2人で未踏のダンジョンを驀進。まるで異世界ファンタジー冒険アクションもののようだが、途中に宴会芸スキルの花鳥風月を織り交ぜるなど、あくまで笑わせてくることも忘れない。

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