なんだよぉ、このホラー回! 超怖ぇーんだけど、な『CHAOS;CHILD』第4話レビュー

 あと、スマホには、青葉寮で幸せに暮らしていたときの大切な家族写真も入っており、それもスマホを取り返したい理由、すなわちAH東京総合病院に再潜入する理由になっていた。これじゃぁ、アニメだと宮代拓留が周りの心配を無視して、興味本位で事件を追っている感じにしか見えない。

 そういえば、この家族写真、オープニングにも出てくるけど、アニメ本編ではスルーされているよな。ゲームでは、スマホ紛失の一件で、ちょくちょく触れられていて、幸せな時代の青葉寮の姿として象徴的な役割をはたしているように感じたのだが。満面の笑顔で写っている養父・佐久間恒の影も薄いし……。

 それはさておき、今回の話。AH東京総合病院は、「セキュリティー大丈夫か?」というくらい、扉のカギが開いていますね。誰かが開けたのか、カチッとカギが開く音がしていましたが。お陰で、宮代拓留一行は、難なく入り込めたわけで。

 しかし――!! ゆらゆらとなにやら、廊下を歩いてくる死体らしき姿が……!? え? いきなりバイ○ハザードかよぉ!? 怖っ!! 「とにかく隠れよう」と3人が逃げ込んだ部屋は、なんと解剖室。ますますホラーな展開だ。で、この中に隠れられるかもしれないと言う尾上世莉架に促され、死体を安置している冷蔵庫の中に入るが……。解剖室に入ってきたゾンビたちが、宮代拓留らが隠れる冷蔵庫の扉を開け――……という、宮代拓留の妄想でした。

 カオチャは、主人公がさまざまなシチュエーションで妄想をするゲームだが、そういえば、アニメでは初めて妄想の演出をしたような……。

 それにしても、このシーンの伊藤真二、いいですね~。宮代拓留と尾上世莉架は空いている冷蔵庫に一緒に入るも、3人は入れないからと、先客がいる隣の冷蔵庫に入れられて(宮代拓留は気づいていなかった)、マジかわいそう(笑)。

 さてさて、院内の廊下を歩いていたのは、患者を引き連れた山添うきだった。彼女が隠し扉を開けて奥へと消えて行くのを見た宮代拓留たちは、扉を開けて地下へと向かう。

 と、なにやら、子どものころの記憶が蘇る宮代拓留。尾上世莉架とこの場所に来たことがあるようだ。尾上世莉架も何かに気づいたようで、急にここから出ようと危険を感じる。が、宮代拓留を再び妄想が襲う。突然、右手がもげ落ちたのに、平然と話しかけてくる伊藤真二。何者かに教われ、内蔵が飛び散る尾上世莉架。そして、突如として現れる力士シールの顔をした巨人……! グロいよぉ~。深夜に見るもんじゃねぇよぉ~。

なんだよぉ、このホラー回! 超怖ぇーんだけど、な『CHAOS;CHILD』第4話レビューのページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!