好感度上げておいて、そりゃないよ……な衝撃ラスト! 伏線もしっかり張られた『CHAOS;CHILD』第2話レビュー

『STEINS;GATE』などで知られる科学アドベンチャーシリーズ。その第1作『CHAOS;HEAD』(カオヘ)を受け継ぐ、『CHAOS;CHILD』(カオチャ)のテレビアニメが放映開始となった。原作ゲームも評判が高い本作。本稿では、良作の期待が持てるアニメ版『CHAOS;CHILD』を、科学アドベンチャーシリーズのファンがレビューしていく!

好感度上げておいて、そりゃないよ……な衝撃ラスト! 伏線もしっかり張られた『CHAOS;CHILD』第2話レビューの画像1アニメ『CHAOS;CHILD』公式サイトより。

 第2話「事件が彼らを嘯く」は、突然のゆっくりボイスからスタート。2007年ころから現れた力士シールが2009年の渋谷地震以降、姿が見えなくなったけれど、最近、渋谷の街で見られるようになったこと。第一の事件「こっちみんな」、第二の事件「音漏れたん」、第三の事件「回転DEAD」のそれぞれの事件現場の近くに、力士シールが事件現場を覗くかのように貼られていたこと。一連の事件の発生日が、6年前に渋谷で起こった連続猟奇的事件「ニュージェネレーションの狂気」の日付と一致していること。これらを指摘した、宮代拓留ら新聞部が作成した動画だ。
 原作にも登場する動画だが、話の冒頭に持ってくることで、前回のあらすじもカバーしてしまっている演出がうまい。

 そして、物語は、宮代拓留の力士シールについての新たな推理から始まる。さまざまなバリエーションが存在する力士シール。だが、壁一面に大量の力士シールが貼られた事件で使われた力士シールと、一連の事件の現場に貼られた力士シールのデザインが一致するという。大量の力士シールを貼った人物と、事件現場に力士シールを貼った人物は同一の可能性があるのだ。そこで、次に事件が起きる場所は、この大量の力士シールが貼られた場所の可能性もあることから、監視カメラを設置し、映像を録ろうと提案する宮代拓留。
 一連の事件を追っているのは、警察や自分たちだけでなく、事件のまとめサイトに貼られた動画を録った人物も追っている、と。

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