日常シーンにあのシーンも吹っ飛ばされた……でもうまくまとめているかも、な『CHAOS;CHILD』第3話レビュー

『STEINS;GATE』などで知られる科学アドベンチャーシリーズ。その第1作『CHAOS;HEAD』(カオヘ)を受け継ぐ、『CHAOS;CHILD』(カオチャ)のテレビアニメが放映開始となった。原作ゲームも評判が高い本作。本稿では、良作の期待が持てるアニメ版『CHAOS;CHILD』を、科学アドベンチャーシリーズのファンがレビューしていく。

日常シーンにあのシーンも吹っ飛ばされた……でもうまくまとめているかも、な『CHAOS;CHILD』第3話レビューの画像1『CHAOS;CHILD』公式サイトより。

 宮代拓留たちが設置した監視カメラを回収しにいった来栖乃々が、何者かに刺されるという衝撃的な最後で終わった前回。第3話「彼らのお祭りのお話の言い分」は、その来栖乃々がどうなったかということから始まる。

 まぁ、無事だったのだが。

 駆けつけた宮代拓留に、付き添っていた生徒会副会長の川原雅司が、監視カメラを仕掛けたことを怒って咎めるのも無理はない。宮代拓留に殴り掛かろうとする川原雅司を止める来栖乃々。「止めて」という彼女の言葉に、川原雅司はそのままあっさり病院(兼、来栖乃々らが暮らす児童養護施設「青葉寮」)を後にするが、なんだか薄情にみえたのは筆者だけか? 原作だと、確か来栖乃々が、助けてくれたゲンさん(宮代拓留の一人暮らしを何かと助けてくれるホームレスのおじさん)にあげたビールを運んであげてほしいとお願いして、川原雅司がしぶしぶと帰ったように記憶している。川原雅司の扱いが……。

 まぁ、ゲンさん出てないからなーと思ったら、後の宮下公園のワンカットで映ってる! ファンサービスですね。

 さて、青葉寮に泊まっていくことになった宮代拓留は、来栖乃々から自分が青葉寮を出て行ってからの家族の様子を聞かされる。そこで振り返る宮代拓留。彼は、自分の両親が渋谷地震に巻き込まれて亡くなったと養父の佐久間恒や来栖乃々から説明されていた。しかし、実際は避難所で強盗殺人にあっていたことを知り、隠し事をされたショックから(青葉寮では、家族の間で隠し事をしないというルールがあった)、半年前に青葉寮を飛び出し、宮下公園で生活を始めたのだった。

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