『ドラゴンボール』ピッコロの悟空の呼び方がブレブレな理由は素敵な心遣い!? 「孫」と「悟空」を使い分ける時とは?

1612_pikkoro.jpg『ドラゴンボール超』公式サイトより。

『ドラゴンボール』(作:鳥山明/集英社)の大人気キャラクターで、地球人ではないものの作中きっての常識人であるピッコロ。彼の孫悟空に対する呼称がブレブレなのは、よくファンの間でネタにされることがあるが、今月18日に放送されたアニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)を見たファンからは、「ブレブレな呼び方は、実はピッコロさんなりの気遣いだったんだ!」という説が浮上しているようだ。

 まずピッコロは悟空のことを、「孫」と「悟空」の2パターンで呼ぶ。神様と融合して以降は基本的には「悟空」が多いのだが、「孫」と呼ぶこともしばしばあり、「鳥山明らしいガバガバ設定だな」「ピッコロさんはシャイだからなかなか距離感を掴めてないだけやぞ!」「ピッコロさんには孫呼びを貫いて欲しかったな」といった声があがっていた。

 そして今回放送された『ドラゴンボール超』第71話「悟空死す! 絶対執行の暗殺依頼」ではピッコロは悟空のことを「孫」とも「悟空」とも呼んでいた。一話の中で呼び方がコロコロ変わるのには「ちょいちょい呼び方変わりますねw」「ちょっと適当過ぎない?」「安定しないな~」とツッコミの声が。

 しかし、よくよく各シーンを見ると、ピッコロは、悟空に直接呼びかけるときは「孫」と呼んでいて、孫悟飯や孫悟天などと会話する時は「悟空」と呼んでいたのだ。孫一家が混乱しないよう、どうやらピッコロなりのルールのもと、呼び方を使い分けているようなのだ。

 このささやかなピッコロの心配りに気付いたファンたちからは「ピッコロさんが常識人過ぎるというか気遣いが神過ぎる。実際神様なんだけど」「愛しの悟飯君の前ではどんな気配りも忘れない、さすがですピッコロさん」「ガバガバだと思っていたドラゴンボールの設定がここまで細部にこだわっていたなんて」と驚きと絶賛の声が上がった。

 ちなみに、他のキャラ間の呼び方を見ても、クリリンはヤムチャのことを“さん付け”から呼び捨てになったり、ベジータは悟飯のことを当初は「カカロットの息子」といった感じで呼んでいたのが、途中から「悟飯」と呼ぶようになったりと、心理的な距離に伴って変わっているようだ。こんなとこに注目して仲の良さを想像しても楽しいかも。

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