今年5月に発表されるやいなや、ネット上では批判的な意見が相次いだ、荒川弘の大ヒットマンガ『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)の実写映画化。16日、映画公式サイトで特報映像が公開され、原作ファンをはじめ声が上がっている。
今回公開された映像では、イタリアロケで撮影された美しい自然や町並みのほか、Hey! Say! JUMPの山田涼介が演じる主人公のエドワード・エルリックや、弟のアルフォンス・エルリックの姿も。母親を蘇らせるために“人体練成”を行うも失敗してしまい、肉体を失い、空の鎧に魂を定着させているエドは、全編フルCGで再現されており、映像の終盤では、山田演じるエドとの2ショットシーンも収められている。
「錬金術」が存在するファンタジーな世界観を表現するのは、日本映画では不可能とされ、ハリウッド化も噂されていた本作。監督を務めているのは、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGを手掛けた映像のスペシャリスト、曽利文彦だ。映画化にあたり、「昨今の技術の進歩で日本でも映像化できる時代に入ってきました。ハリウッドに肉薄する技術ですばらしい作品をつくりたい」と意気込んでいただけに、フルCGのアルのみならず、エドが錬金術を使うシーンや、錬金術によって生み出された何者かに立ち向かうアクションシーンにもCGがふんだんに盛り込まれている。
視聴者の反応の見ると、「山田くんがコスプレしてるようにしか見えん」「ヅラ感がすごいな……」との声もあるが、「CGはすごいと思った(小並感)」「全体的な映像やCGはかなり期待出来そう (キャストは別として)」「わりとよさそう」「原作大好きで実写化反対やったけど この映像見たら期待できる」と、CGの出来栄えは意外と好評。「ハガレン意外に観たい」「なんか想像より楽しみな感じ!」と徐々に興味をそそられている人も見受けられた。
中には、「ハガレン実写より銀魂の特報まだ??」「ぶっちゃけハガレンよりジョジョの方が心配」と声をあげる人も。
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