「『進撃』を超えそう」…『ハガレン』実写化で当然吹き荒れる批判の声! 何がそんなに気に喰わないのか、ざっくりとまとめてみた

1605_hagaren.jpg『鋼の錬金術師』コミック表紙より。

 荒川弘の大ヒットマンガ『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)の実写映画化が決定した。主人公のエドワード・エルリック役(以下、「エド」)はHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、2017年冬に全国公開される。

『鋼の錬金術師』はスクウェア・エニックスの「月刊少年ガンガン」にて、2001年8月号から2010年7月号までにかけて連載。コミックス全27巻で、累計発行部数7,000万部以上、さらに2度に渡ってTVアニメ化、劇場版アニメも2本が製作されたという超ヒット作だ。それを実写化するというのだから、もちろんネット上では多くのファンが怒り、あるいは嘆き悲しんでいる。発表からわずかの間に、驚くぐらいあちこちでニュースとなり、多くの声があがっているので、その中から代表的な声を拾ってみよう。

・ジャニーズ山田涼介への反発がすごいことに
「またジャニーズか…」「学芸会をまた見せられるのか」と、とにかく目立つ山田涼介起用への反発。一方で、エドは身長が低めで、「チビ」と呼ばれることを嫌うという設定もあるので、「チビなところは合っているからいいんじゃね?」と投げやりにフォローする人も。「『暗殺教室』もよかったし、超楽しみ!」と、コミック原作の実写映画『暗殺教室』がわりと好評だったことを引き合いに、やたらとポジティヴなファンの姿も散見された。

・見た目はいいんだけど、今から本田翼が心配の声
 エドワード・エルリックの幼馴染、技師でヒロインのウィンリィ・ロックベル役を演じる本田翼の棒演技を心配する声も、山田への反発と匹敵するぐらいに多い。「山田よりも本田翼の棒ぶりが心配」「見た目はいいんだけど」「原作が好きだというなら、辞退しろよ」といった声が多く上がっている。中には「ディーンvs本田、胸が熱くなるな」と、ロイ・マスタングを演じるディーン・フジオカとの“棒対決”を期待する声も。

・『進撃』『テラフォ』クラスの惨劇、再び!?
 エドの年齢設定を20歳前後に調整と、早くも原作設定を変更。さらに原作の雰囲気やキャラクターは欧州を思わせるものなのに、演じるのは日本人ばかりというあたりに、惨劇を招いた実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』2部作や、現在絶賛大コケ中の『テラフォーマーズ』を連想するのか、「なぜ『進撃』や『テラフォ』から何も学ばないのか」「これは『進撃』を超えそう」と、悪い意味で大盛り上がり。報道にあった「イタリアでの1カ月弱に及ぶ大規模ロケを敢行するほか、一級品の美術やアクション、CG映像を創出するため、配給のワーナー・ブラザースが製作した邦画作品史上最大級の予算規模となる見込みだ」という意気揚々とした発表も、「海外ロケ、CG、邦画史上最大級。NGワードが3つも並んでるじゃん」「なんで、わざわざ死亡フラグを立てるのか」と、嘆きに拍車をかけているようだ。

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