巨大ロボット決戦の日は近い!? メガボットの耐久性テスト動画が公開される!

■鉄球のハードヒットに耐え抜く

 続いては打撃を受けた際のパイロットへのダメージを測るテストだ。これは来たるべくロボット対決のルールが、クラタス側からのリクエストで打撃戦になったことによるものだ。クラタス陣営は「ぶん殴って倒して勝つ!」と豪語しているだけに、メガボットがどれほどのダメージまでなら耐えられるのか検証するのは確かに意義のあることだろう。

 クラタスの打撃を想定して用意されたのはなんと建物の解体に使う1,600kgの鉄球だ。大型クレーンで吊るしあげたこの鉄球をフォークリフトで引き寄せてから離し、メガボットのコクピットにヒットさせるのだ。

 鉄球が直撃する瞬間には、金属同士がぶつかりあう衝撃音がド派手に鳴り響き、コクピットの金網は変形。メガボットが大きく後ろに仰け反って、あわや倒れそうになる一幕も。しかし飛び道具ではないこともあり、シートベルトでしっかりコクピットに固定されていればパイロットが死亡することはなさそうだ。衝撃は最大で225Gsに達している。

 さらにテストは続き、クレーンを操作して振り子のように鉄球をスイングさせてハードヒットさせると、さっきよりもさらに後ろに傾くも、何とか耐え忍んで直立姿勢を保つメガボットにスタッフたちも思わず声をあげて激励。ボコボコにされながらも見事に衝撃耐久テストに耐え抜いたのだ。これならクラタスのハードパンチにもうまく対処できるのかもしれない。

 実りある耐久テストにスタッフたちも盛り上がりを見せるが、なんと最後は仁王立ちのメガボットの足元をフォークリフトですくい上げて、後ろ向きに倒してしまうというクライマックスが。轟音を立てて倒れたメガボットは明らかにダメージを受けて、コックピットのキャノピーはもう取れそうなほどだ。コクピットで足を天に向けてひっくり返るダミー人形がまたなんともこの不本意な惨状を物語っている。しかし、これにはどういう意図があるのか? ひょっとするとこの“Mark II”をこれで引退させ、まったく新しいメガボットが登場するということなのだろうか。ともあれますます対決の日が楽しみになる話題だ。
(文/仲田しんじ)

【参考】
・Smash
http://www.smash.com/us-company-megabots-stress-test-giant-robot-battle-japan-upcoming-mecha-death-match/

巨大ロボット決戦の日は近い!? メガボットの耐久性テスト動画が公開される!のページです。おたぽるは、その他ホビーの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

PICK UP ギャラリー
写真new
写真
写真
写真
写真
写真

ギャラリー一覧

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!