ヒューマノイドと人間との間には“不気味の谷”が存在するが、それ以上に大きな谷として存在しているのが、男女間におけるセクシーという言葉の認識の違いである。女性が憧れるセクシーな女とは、洗練されたファッションセンスを身に付けた大人の女性であることが多い。一方、男にとってのセクシーな女とは、すぐにでもヤレそうな女を指している。この谷はそうとう深い。そんな男たちが思い描く妄想上のセクシーさを体現してみせていたのが、庵野秀明監督による劇場版『キューティーハニー』(04年)の佐藤江梨子であり、テレビ版『キューティーハニー THE LIVE』(テレビ東京系)の原幹恵だった。どちらも見事なボインちゃんだ。男性目線の従来のハニー像に対するアンチテーゼとして、新作『CUTIE HONEY -TEARS-』の西内まりやは登場することになる。
歴代のハニー女優に比べると、バストサイズはかなり控えめな西内まりや。コスチュームも胸の部分が空いていないことから、オールドファンは不満げだが、きっちり整った顔立ちと無駄のないスレンダーボディによって、アンドロイド感は今までになく高い。これまでのキューティーハニーは、変身前は「如月ハニー」を名乗っていたが、新作では「如月瞳」となっている。従来のハニーとは異なる新機種だと考えたほうがよさそうだ。時代設定は近未来。街は高層タワー化され、上層階で暮らす富裕層と汚染が進む下層階で生きながらえる貧困層とに分かれる格差社会となっている。宮崎駿アニメ『未来少年コナン』(NHK総合)のインダストリアを思わせるディストピアで、ハニーは宿敵・ジルと戦うことになる。
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