ゲームが体育会系に!?　運動不足を解消する“全身コントローラ”「SymGym」

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■VRゲームとフィットネスマシンを融合させた「ICAROS」

　SymGymはディスプレイを介してプレイする一般的なゲームを想定して作られているが、今後ますます普及するVR機器とセットになったフィットネスマシン「ICAROS」も昨年登場している。

　ドイツ・ミュンヘンのプロダクトデザイン会社、HIVE社は昨年、VRゲームとフィットネスマシンを融合させるインターフェース「ICAROS」を公開した。まさに近未来のガジェットを彷彿とさせる特徴的な外観で、SymGymのようなチェアタイプではなく、うつ伏せになってもたれかかるポジションで操作する様は、まさに飛行中のスーパーマンのようである。

　もたれかかった状態のプレイヤーの手足の動きや重心移動に合わせてマシン自体も動き、身体が左右・上下に傾くことで、ゲームの臨場感と没入感が増すのだ。また、プレイをすることで全身の筋力を無理なく鍛えられるという。フライトシミュレーションや3Dシューティングなどには、まさに格好のガジェットだろう。

　機器はそれなりの大きさになり、家庭で気軽に楽しむのはややハードルが高いともいえるが、これもまた最初はゲームセンターなどの施設に導入することが考えられる。楽しく運動を続けたい人にも、運動不足になりたくないゲーマーにも、どちらにとっても歓迎すべき話題だろう。
（文／仲田しんじ）

【参考】
・New Atlas
http://newatlas.com/symgym-game-controller-resistance-strength-training/44628/
・「ICAROS」公式サイト
http://www.icaros.net/

 
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