マスコミも大注目の2.5次元舞台「おそ松さん」の会見現場。“う○こ”発言でNGを超える気概を見せて大盛り上がり!

1608_butaiosomatu.jpg舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~』公式サイトより。

 TVアニメ放送が終了してから4カ月近く経った今も企業とのコラボなどが続き、話題となっている『おそ松さん』。その2.5次元化舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~』の制作会見が7月28日に開かれたのだが、キャストたちはアニメに負けないようなぶっ飛んだ発言を繰り出して盛り上がっていたという。

 会見では“F6”のイケメン化の際は別キャストが演じることや、追加公演、東京公演千秋楽の全国60館でのライブビューイングなど、さまざまに情報が解禁されたが、その勢いをしっかり見せつけるものだったのだとか。この会見の様子について、演劇ライターはこう語る。

「会場は池袋の居酒屋の一室だったのですが、会見には70~80人ほどの記者が駆けつけ、関係者を合わせると100人はいたんじゃないでしょうか。それだけに、冷房を効かせても暑く感じるぐらいの熱気でした。普段、こういった2.5次元作品を積極的に取材に来ることのない女性誌すら取材に来ていて、改めて『おそ松さん』人気には驚きました」

 どうやら『おそ松さん』人気は、未だマスコミたちも大注目であったようだ。しかし、それだけの大人数が集まっただけに、おそ松役の高崎翔太、カラ松役の柏木佑介、チョロ松役の植田圭輔、一松役の北村諒、十四松役の小澤廉、トド松役の赤澤遼太郎の6つ子キャスト陣もプレッシャーからか、ガチガチだったのだとか。

「小澤がこの話が自分に来た時のことへ『社会現象になっているぐらいの原作なので、怖い、怖い、怖い、怖い!! と思いました』と、コメントしたり、六つ子を思わず双子と言ってしまい言い直すキャストもいたりと、その緊張度合いが伝わってくるようでした」(前出の演劇ライター)

 しかも、会見ではTVアニメを超えようという気概を感じさせるようなコメントも飛び出したそうで……。

「実はこの会見、話の流れで3度ほどNGなコメントが俳優たちから飛び出したんです。そのコメントがいちいち面白かったんですが、ストップさせられちゃいましたが……。しかし、アニメの方では“ここまでやっていいのか?”というギリギリの線をついて人気になったということもあったため、会場では『それ止めちゃって大丈夫なの?』と、NGを出したことへ、逆に心配の声が上がってました。とはいえ、それを払拭するかのように北村が『目標として、舞台上でう○こすることですね。見どころは僕のケツです!』と、カラ松にちなんで攻める姿勢を見せていて記者たちを爆笑させてました」(前出の演劇ライター)

 『おそ松さん』の看板を本格的に背負うことになった6人だが、“松ファン”を楽しませ赤塚不二夫先生から“これでいいのだ”と言ってもらえるような舞台にできるのか。約2カ月後の公演が楽しみなところだ。

美術手帖 2016年7月号

美術手帖 2016年7月号

俳優さんたちは相当、覚悟しているっぽいですね

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