今夏注目映画『聲の形』&『傷物語』続報!! シャフトに称賛の声が集まるも、『3月のライオン』は大丈夫?

1607_natuanime.jpg『傷物語』公式サイトより。

『ガールズ&パンツァー 劇場版』の興行収入22億円突破、劇場版『ラブライブ! The School Idol Movie』最終興収28.6億円など、「アニメなんかオタクのものだ!」と言われていた時代を吹き飛ばし、大きな盛り上がりを見せるアニメ映画界。今回は、2016年夏の注目アニメ映画2作から前後して続報が届いたので、まとめて紹介してみよう。

 まずは、9月17日に公開が決定している大今良時のマンガ『聲の形』(講談社)を原作とした同名映画。『聲の形』は過去の過ちを抱えながら生きていた少年・将也と先天性の聴覚障害を持つ少女・硝子の物語。一人の少年が過去の過ちを受け入れながら、少女を、周りの人々を、そして自分を受け入れていく――。この繊細な物語を、『AIR』(TBS系)や『CLANNAD』(TBS系)など、少し前は泣かせる名作たちを世に送り出していた、京都アニメーションが制作する。「聲の形と京アニは絶対に相性がいい!!」「これは感動間違いなしの名作が出来上がりますわ」「あの日常の中でとんでもない感情を生み出す京アニが大今作品とはまいっちゃうね」と大興奮。

 また、劇場版の主題歌を歌うのはaikoに決定。普段はあまりアニメ映画を観に行かない層もターゲットにしたであろうこのキャスティングには「aikoが主題歌やるアニメ、絵すごくかわいいし観に行ってみようかな」「映画行くか迷ってたけどaikoって聞いてさらに興味沸いた!」「aikoちゃんか~、彼氏と見にいこうっと♪」とまんまと作戦成功。オタクにとってはリア充カップルの隣で映画を観るという苦行を強いられるかもしれないが、そんなことを忘れさせるくらいaikoと『聲の形』、京都アニメーションのタッグは多くの人に感動を与えること間違いなしだろう。

 そして、もう一作。多くのファンたちが無事公開が決定して一安心しているのが、西尾維新による小説『物語』シリーズの劇場版『傷物語』三部作のニ部作目となる『傷物語<II熱血篇>』だ。『傷物語』は元々2011年にアニメ映画化が発表され、2012年公開予定だったものが、よくわからない沈黙を経て、<I 鉄血篇>が2016年1月に公開されたという過去を持つだけに、8月19日からの公開が発表された際には「よく頑張ったじゃないかシャフト!! で、上映時間は何分なのかな?」「4年間待ったものが約半年になるとか、少しは西尾維新をリスペクトしはじめたな!」「いやぁよかった! ほんとによかった。いやまじで」と、今回も長期間待機を覚悟していたファンたちは大喝采。

『傷物語<II熱血篇>』では、美しき冷血の吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ ハートアンダーブレードを助け、吸血鬼となった主人公・阿良々木暦が、3人のヴァンパイアハンターと対峙することとなる。本予告やPVもすでに公開されており、「シャフトのこの独特の感じ嫌いじゃねぇんだよな」「あーーはやく8月になってくれ!!」という声はもちろんのこと「忍がロリ本格始動するぞーー!!!」「俺の見どころ、ばさ姉のおっぱいが今回もおっぱいだーーー!!」「羽川翼に関しては五体投地で感謝を述べざるを得ない」と違う視点で公開を待ち望んでいるファンも少なくない。

 しかし、シャフトに関してはファンたちにとって一つの心配の種が。それは、2016年秋から始まるTVアニメ『3月のライオン』(NHK系)が『傷物語<II熱血篇>』後に控えているということ。監督は、『物語』シリーズも手掛けている新房昭之。立て続けに新房監督作品が公開・放送されることに「いつ公開日延期のお知らせが来るのかびくびくしてます」「NHKだからなぁ。大丈夫かなぁ」と両作のファン、シャフトファンは不安がっているようだ。

 そこら辺を、京アニはまったく心配されていないようなので、普段の行いは大事であると改めて思わせてくれるが、シャフトはそんな不安を吹き飛ばしてくれることを期待したい。

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